白馬八方温泉 山の郷ホテル 白馬ひふみ (長野県)

白馬三山の東麓、標高800mの高原に温泉旅館・ホテルと多数の日帰り施設が点在する白馬八方温泉。
前回は長野冬季オリンピックに使用されたジャンプ台や日本百名山の五龍岳を眺望するホテル五龍館に宿泊した。
今回は部屋が10室だが、露天風呂が付く部屋が多い「山の郷ホテル白馬ひふみ」に宿泊した。


白馬村には、白馬八方温泉の他に白馬塩の道・白馬かたくり・白馬姫川温泉などがある。
白馬八方と白馬塩の道とは、源泉が異なるので別の名前が付けられているが、お互いの距離は車で5分と離れていない。

高原には、大型のホテル・旅館、民宿、ペンションまで含むとおよそ100ヶ所の宿泊施設が点在している。

湯量は豊富で、村内には10ヶ所の日帰り温泉施設がある。素朴な共同浴場からみみずくの湯、八方の湯などの露天風呂まで、個性が異なるので変化に富んだ温泉巡りが楽しめる。

この内、白馬八方温泉は、白馬連峰の東麓、長野冬季オリンピックの舞台となった白馬八方地区、標高800mの高原に湧く温泉で、北アルプスの白馬槍ヶ岳(2903m)直下、南俣側右岸に源泉がある。
1号井と3号井を混合し、5ヶ所の日帰り施設、約75軒の宿泊施設、3ヶ所の足湯に供給している。

温泉街は北アルプスの五龍岳や白馬三山の麓に開けた高原のリゾート地帯に溶けこんでいて、浴衣姿の入浴客がぶらぶらと歩く、という風情ではない。


先付:信州揚げ蕎麦饅頭

お品書きに無かった前菜? 地元の野菜で。

3人程度の小さめの内湯に厚い檜の縁。、pHが11を超えてるので、スベスベ感がある。翌朝男性用だった風呂(入浴せず)の方が広い。露天風呂は無い。確認してないが、露天も無く風呂に魅力が無いので、日帰り入浴は受け付けてないと思われる。

蕗の間、シンプルな8畳和室+ツインベッド
部 屋   風 呂
朝 食   夕 食   ー
接客・サービス    清潔感  ー


愛車と白馬ひふみ

ごちゃごちゃした什器備品・装飾・貼り紙などを排した和モダンなフロント&ロビー周辺。

村名は富山県と境を接する白馬岳(しろうまだけ)に由来する。
村は、至るところから北アルプスの雄峰が望まれ、管理者がベルギー駐在時に何度も訪れたスイス・イタリア・フランスなどのアルプスに似た高原リゾートの雰囲気がある


白馬村は長野県の北西部に位置し、南は大町市と西は富山県との県境となる白馬三山〔白馬岳(2932m)・杓子岳(2812m)・鑓ケ岳(2903m)〕や五竜岳(2,814m)などの北アルプスの山岳が連なる。

そこから伸びる八方尾根、遠見尾根、岩岳などの山腹には、標高差1000mを一気に滑り降りる3本のロングコースを軸に、13本の個性的なコースを有し、わが国最大級のスキー場である八方尾根スキー場が展開している。

近年、外国人の観光客が急増し、今や年間11万人が滞在している。
これは、雪質が素晴らしいこと、宿泊者の評価が高い宿が多く、トリップアドバイザーで京都と並んで7つの宿泊施設が受賞している、飲食店の受け入れ態勢が充実していること、オーストラリア人が多いが同国とは時差がほとんど無いことなどに起因している。

また、初夏から夏に向けては、広大な高原に数多くの高山植物が咲きそろい、秋は全域が紅葉スポットとなり、四季を通じて美し自然を楽しめるのが白馬の魅力だ。


東に北アルプスの山岳が聳え、パウダースノーの豪雪地帯で冬期オリンピックが開催された山地だが、日本海側まで車で1時間足らずなので海の幸の食材が目立った。

住 所 長野県北安曇郡白馬村八方4998
電 話 0261−72−8411
交通機関 長野自動車安曇ICから国道147号線で約50km、1時間強
JR大糸線白馬駅からタクシー又は送迎バス利用
宿 泊 10室 13000円〜27000円

曜日・季節・時期・人数・プラン等により変動するので、最新・詳細情報は宿のHPをご覧下さい。
泉 質 アルカリ性単純温泉(pH11.2 泉温49.7℃))
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
日帰り入浴 不可
入浴施設 内湯男女各1 貸切風呂1(宿泊者60分無料)
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 白馬周辺登山・トレッキング・スキー・白馬山麓植物園白馬ブルーベリー農園・松川河川公園(白馬三山の眺望)白馬ハーブガーデン、美術館巡り(ラフォーレ白馬美術館、三枝美術館)
長野オリンピックジャンプ台、国営アルプスあづみの公園、黒部ダム
お土産・食事 白馬駅・白馬八方温泉街周辺
近くの温泉 白馬塩の道温泉・白馬かたくり温泉・姫川温泉小谷温泉・下里瀬温泉・栂池温泉・大町温泉郷
白馬村HP
白馬八方温泉HP
白馬ひふみHP
http://www.vill.hakuba.nagano.jp/
http://hakuba-happo-onsen.jp/mimizukunoyu/
http://www.hakubahifumi.jp/

デザートは撮影忘れ。

強肴:信州牛をしゃぶしゃぶで。自宅では食べたことがないグレードでした。

特産:信州地鶏を串揚げで。

料 理

給湯中の部屋付檜風呂は写真で見るより貧相。あと1人5000円出せばこの風呂に入れたのだが。。

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前回訪れた際は、蕎麦の花が真っ白に咲いていた。温泉ばかりでなく、白馬三山や五龍岳を仰ぎ見ながらの散策や蕎麦賞味がお薦め。

白馬八方温泉から見た風景。手前に長野オリンピック使用されたジャンプ台。奥に日本百名山の一つ、迫力有る山容を有する五龍岳(2814M)が聳える。

蒸し物:日本海能生からのレンコ鯛(キダイ)まるまる一匹。マダイより安価に流通し身が柔らかい。鮮度的な理由から刺身よりも塩焼きなどにされることが多い。結婚式などで供される小振りの塩焼はこれが多い。。

お造り:日本海能生漁港からの幸を。

久しぶりに東京の孫に会いに行くための、珍しく日本海側、北陸自動車道で行くことにし、1泊目を富山県の「ふくみつ崋山温泉」にした。
2泊目の信州は、家内が好む山岳が見える温泉地として、久しぶりの白馬八方温泉にした。


白馬八方温泉のほぼ中央、八方インフォメーションセンターにほど近い木立の中に、部屋数10室の小さな旅館「山の郷ホテル 白馬ひふみ」が建っている。

10室の内、6室が露天風呂付客室、中でも、2017年7月にリニューアルしたスイート2室の露天風呂が魅力的で、二つの事情で大浴場に入りにくい家内のために奮発してここを予約しようと思った。

しかし、家内からもったいないと言われ、ワンランク下げた部屋(蕗の間 8畳和室+ツインベッド+檜風呂 税込み23,220円)にした。
部屋の風呂は写真で見るより貧相だったが、家内はこれで満足してたのでよしとした。
残りの4室はシンプルな8畳BT無しで、料金は13000円とリーズナブルだ。

浴室は小さめだが、部屋数が10室、内6室が風呂付なのでこれで十分だが、風呂・温泉を目当てに泊る宿ではない。

白馬白馬温泉は北アルプス山中の温泉のイメージが強く、夕食にれんこ鯛の煮付けがまるまる一匹出たのに驚いたが、白馬から日本海(糸魚川)まで車で1時間と近いので(今回実際に走行)納得出来る。
じゃらんのクチコミは、件数が少ないため平均が出ていない。
施設名 : 山の郷ホテル 白馬ひふみ (宿泊日:2018年10月9日)
所在地 : 北安曇郡白馬村(きたあずみぐんはくばむら)
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)

温泉名 : 白馬八方温泉

ごく標準的な地味な朝食だった。(漬物は充実)

村内には10ヶ所の日帰り温泉施設がある。写真は今回入浴した白馬八方温泉 みみずくの湯。天候が良ければ眼前に白馬三山が見える。

ご飯物:自家製の漬物が美味しかった。

信州ご在住のろらんさんから教えて頂いた白馬八方温泉の絶好のビュースポット、大出(おいで)の吊り橋。この日は雲が多く、白馬三山の頂上部分が僅かに見えるだけだった。