施設名 : 野沢グランドホテル (宿泊日2016年8月10日) 

じゃらんクチコミ総合4.3(2017年10月7日現在)

野沢温泉 野沢グランドホテル (長野県)
部 屋 4.2 風 呂 4..3
朝 食 4.3  夕 食 4.3
接客・サービス 4.0 清潔感  4.0

野沢グランドホテルは、標高600mの高台にあり、野沢温泉随一の眺望を誇る部屋数29室の宿だ。
風呂は、近くに湧出する単純硫黄泉の2本の源泉を引いて掛け流しにしている。料理は派手さはないが、地元の食材を使った滋味豊かなものだ。

朝食は和がメインのバイキング。品数が多く充実していた。

料理

自家製梅酒に続いて

野沢温泉の北側最奥部,標高580mの高台にあり、温泉街の中の旅館にはない眺望が楽しめる宿だ。
敷地が5000坪、温泉プールを持つ宿だが、部屋数は29室(洋室5和室15和洋室9)で、グランドホテルと名が付くがそえほど多くない。

長野電鉄が経営しており、皇族の利用が多い上林温泉(渋湯田中温泉郷)上林ホテル仙壽閣とは姉妹館になる。
宿泊料金は。、平日2人1室1人15,000円〜特月室の45,000円前後だが、季節・曜日・宿泊人数などによって変動するので、最新詳細情報は、宿のHPを参照ください。

恒例のじゃらんのクチコミ評価は上記の通り悪くなく、自分の評価もこの辺りになる。

チェックイン後、荷物は自分で部屋まで運ばされたが、足腰の支障がある我々は少々辛い
特に家内は杖をついており一目瞭然なのだが。

風呂は浴室内が畳敷きの大きめの内湯と狭いが野沢温泉街を見下ろす露天風呂、それに50分2000円の広い貸切風呂(入浴せず)がある。
日帰り入浴も受け付けている(13時〜18時大人800円)。

食事は派手さはないが、いかにも北信(長野県北部)山間部の宿らしい地元の食材を使った滋味ある料理が供された。

野沢温泉村は長野県の北部に位置し、南側は毛無山を境に木島平村に接し、西は千曲川を隔てて飯山市と境をなし、北と東側は栄村(秋山郷)と接し、標高差は300mから1、650m迄あり起伏の多い地形になっている。

村の50%が山林で上信越国立公園に指定され、その内、297ヘクタールがスキー場区域となっている。
一日の最大降雪量が82cmを記録したこともあり、全国屈指の豪雪地帯である.。

鎌倉時代中期の文永9年(1272年)には「湯山村」として登場しており、その頃から温泉が湧き出ていたことが分かる。
大正12年には、村にスキー場が造られ、温泉とスキーを中心とした村づくりが始まっている。
平成10年の長野オリンピックでは、会場の1つとして野沢温泉スキー場が選ばれて、世界的にその名が知られるようになった。

野沢温泉の最寄り駅は、2015年3月に金沢まで延伸された北陸新幹線 飯山駅となる。飯山駅からは、直通バス「野沢温泉ライナー」を利用、25分で野沢温泉に到着する。

食事(野沢産コシヒカリ)・止椀(なめこ汁)・香の物(野沢菜漬け・・・写真)・甘味(抹茶白玉・巨峰)

変り鉢 : 高野豆腐と夏野菜炊合わせ

盛込み : 鮎岩塩焼き(1人一匹) 

風 呂

野沢温泉の北の端、標高600mほどの高台にあって、野沢温泉を見下ろす。
周辺に未だ入浴していない共同浴場(上寺湯真湯)、そして最近オープンし、地元では14番目の共同浴場と呼ぶ日帰り施設・ふるさとの湯が近くにあるのがここを選んだ理由の一つだ。

長野県の温泉地(1軒以上の温泉宿泊施設がある温泉)の数は、北海道に次いで全国で第二位であり、全県に渡って温泉地が点在している。
その中で信州を代表する温泉と言えば、長野県の最北端、標高1650mの毛無山北麓に湯煙を上げる野沢温泉であることに異論は無いだろう。

野沢温泉は坂道の狭い路地に、多数の温泉宿(旅館組合HPには22軒掲載)・土産物屋が軒を連ね、さらに徒歩ですべて周れる13軒もの共同浴場が点在する情緒タップリの温泉街だ。

共同浴場は、江戸時代から続く「湯仲間」によって管理・運営され大切に守られてきた村の財産だ。これらの浴場はすべて宿泊客を中心とした観光客に開放されている。原則無料だが、日帰り入浴の場合は寸志を入れておきたい)。
入浴時間は早朝5時(冬期は6時)からで、すべての共同浴場が源泉掛け流しである。

源泉数は30か所余り、そのほとんどが40度を超える高温泉だ。

メインダイニングから見る風景。温泉街の中にある旅館からの風景と違って自然豊かだ。

中皿 : プレミアム信州牛 ボイルドローストビーフ 夏野菜サラダ

29室のホテルとしては広いロビー、クラシックな雰囲気の館内。

13ヶ所の共同浴場の筆頭である大湯は,上記の麻釜と並ぶ野沢温泉のシンボルで、温泉街の真っ只中にある。

所在地 : 長野県下高井郡野沢温泉村
住 所 長野県下高井郡野沢温泉村8888番地
電 話 0269−85−3151
交通機関 上信越自動車道豊田飯田ICから国道117号線等で約20km
北陸新幹線 飯山駅から、直通バス「野沢温泉ライナー」で25分、もしくは路線バス40分終点野沢グランドホテル前下車
宿 泊 29室
15,000円〜45,000円(各種条件で変るので、最新・詳細情報は宿のHP参照。
泉 質 アルカリ性単純硫黄泉(麻釜源泉・真湯源泉)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
日帰り入浴時間 13時〜18時
定休日 無休。但し、週6回の清掃時は入れない)
立ち入り入浴料金 {大人800円
入浴施設 内湯男女各1 露天風呂書男女各1 貸切風呂1(宿泊客専用)
観光スポット 近隣:おぼろ月夜の館[斑山文庫]上の平高原ハイキング、つつじ山公園、麻釜、千仏堂、日本スキー博物館
善光寺、妙高高原、黒姫高原、戸隠高原
お土産・食事 土産:本場の野沢菜 「新杵製菓」の温泉まんじゅう
食事は温泉街に多数 
近くの温泉 馬曲温泉、松之山温泉、秋山郷の温泉、赤倉温泉、新赤倉温泉、妙高温泉、関温泉、燕温泉、渋湯田中温泉郷
野沢温泉村HP
村観光協会HP
旅館組合HP
野沢グランドHHP
http://www.vill.nozawaonsen.nagano.jp/
http://nozawakanko.jp/
http://nozawa.jp/
http://www.nozawagrand.com/
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)。

なんで生玉と温泉卵を取ってくるのか!いつものことながら、年を考えずに品数多く、jかつ盛り付けも多くなる。

料理は華やかさは無いが、いかにも北信の山の里らしい滋味豊かな料理が供された。

お凌ぎ : モロヘイヤ蕎麦

揚げ物 : 川海老と夏野菜かき揚げ

おごっつお(前菜) : 木耳油炒め、カレー芋なます、虹鱒卵、諏訪湖産公魚甘露煮、高原豆

野沢温泉のシンボル・麻釜(おがま)。地元の人のみが立ち入り出来て、野菜などをゆがく風景が見られる。

主浴槽は10人規模の大きさ。 床は畳敷きになっている。因みに畳敷きに出会ったのは3〜4ヶ所だが、滑りにくいメリットがあるが、衛生面が少々気にかかる。

左側隅にある小さな浴槽は「熱湯」で44℃くらいだっただろうか。少なくとも激熱ではなかった。

向付 : 鯵・スルメイカ

3つの浴槽から成る内湯・展望大浴場滝の湯。写真右側は寝湯。温泉は天然記念物の麻釜(おがま)源泉(アルカリ性単純硫黄泉 pH8.7 泉温78.2 弱硫化水素臭 硫黄味))。硫黄分の経時変化で若干灰色になっていた。pHのせいだろうか、かなりぬるすべ感があった。

209号室、ツイン・小型露天風呂付の和洋室(60u)、1人23、760円(税込み)。足腰に支障がある我々にはベッドと椅子が必須。さらに家内にはユニットでない温泉風呂が付く部屋を探す。写真右側、洗面所のシンク2つは広々としていて嬉しい。

毛無山の北麓にある野沢温泉は山々に囲まれてる。前方にスキー場も見える。宿泊した野沢グランドホテルから撮影。温泉プールもある。

温泉名 : 野沢温泉

雰囲気ある露天風呂入り口と湯上がり処。

露天風呂(展望露天風呂)は大きくはないが、野沢温泉を見下ろし、遠くには山々とスキー場が見えて、眺望抜群だ。
こちらは真湯源泉(アルカリ性単純硫黄泉 pH8.3 泉温60.3℃硫化水素臭)を掛け流しで落としてる。

最も大きな共同浴場、中尾の湯は温泉泉街の入り口にあり、今回入浴を果たした。

温泉街の中は、旅館、共同浴場、土産屋、食事処が立ち並んでる。