施設名 : 石花海(せのうみ) (宿泊日:2007.2.13)
所在地 : 賀茂郡東伊豆町
温泉名 : 稲取(いなとり)温泉 
住  所 静岡県加茂郡東伊豆町稲取1604−1
電  話 0557−95−2231
交通機関 湘南バイパス石橋ICから国道135号線で約70km
伊豆急行線伊豆稲取駅より東海バスで約5分
日帰り用施設 日帰り不可のため無し
宿  泊 37室(全室BT付き、露天風呂付13室) 
平日料金は20、100円〜37、850円(休前日は3,150円増し、休日は1,050円増し)
尚料金は逐次改定されるので、下記HP参照下さい。
外来入浴時間 不可 (宿泊者は24時間入浴可)
定休日 無休
泉 質 ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴料金
入浴施設 内湯:男女各1  露天風呂男女各1 貸切風呂:露天風呂1
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー
観光スポット 熱川バナナワニ園、熱川ハーブテラス、伊豆東ワイン、伊豆バイオパーク、風力発電所、港の朝市(稲取温泉)、下田海中水族館、爪木崎、下田、石廊崎
お土産・食事 温泉街で可能
近くの温泉 大川温泉・北川温泉・片瀬温泉・白田温泉・稲取温泉・河津温泉郷・赤沢温泉・伊豆高原温泉・伊東温泉・蓮台寺温泉・河内温泉・下田温泉・下賀茂温泉、
東伊豆町HP
観光協会HP

旅館組合HP
石花海HP
http://www.town.higashiizu.shizuoka.jp/
http://www.e-izu.org/
http://www.inatorionsen.or.jp/
http://www.senoumi.jp/
雑記帳 伊豆はこれで、伊豆長岡温泉土肥温泉網代温泉修善寺温泉峰温泉河内温泉・稲取温泉に宿泊した。
中伊豆の修善寺・峰温泉はだいぶ昔になってしまったので、再泊またはこの地域の別の温泉・旅館に泊まりたい。

それに、熱海(伊豆とは言えないが)・伊東の両大温泉での宿泊を迷い中だ。
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。
温暖な気候に恵まれた東伊豆町は、伊豆半島の東海岸中央に位置し、東南は相模灘に面し、東北は伊東市に接している。

北西は天城連山の万二郎・万三郎岳を境に伊豆市、南西は早咲きの桜で有名な河津町に接している。
地形は主として天城連山の丘陵地帯だが、海に面していくつかの平地が点在している。
また、町のほぼ中央には白田川が東南に流れ、町を二分している。

みかん・ワサビなどの農産物、金目鯛や伊勢海老などの海産物が特産、それに海に面して6つの温泉を擁しているなど、自然の恵みに溢れた町だ。
鉄道は伊豆急行が海岸沿いに走り、それに並行するようにして国道135号線が通っている。

平成の合併では、近隣の市町村との統合が行われなかったが、これは温泉や漁業により財政が豊かなせいかもしれない。
東伊豆町の町域には、相模湾に面して6つの温泉が連鎖している。
北から南に向かって大川・北川・熱川・片瀬・白田・稲取温泉だ。
町ではこれらを総称して、「東伊豆町温泉郷」と称している。
何れの温泉も歴史は浅いが、温暖な気候、豊かな自然、地元で揚がる海の幸を売り物にしている。

稲取温泉は、相模湾に面する小さな岬周辺に20軒を超える宿があり、温泉郷では最も大きな温泉地だ。

規模・料金で幅があるものの、ほとんどの旅館は、オーシャンビューと稲取漁港で揚がったキンメダイ他、新鮮な魚介料理を供している。

また周辺には、熱川温泉・高磯の湯、大川温泉・磯の湯、北川温泉・黒根岩風呂の3つの海辺の露天風呂があり、気軽に温泉を楽しめる。

尚、稲取温泉観光協会では、昨年、事務局長を全国公募、1000人以上の応募があったが、NPO法人「全国まちづくりサポートセンター」事務局長のキャリアを持つシングルマザーが選ばれた(2007年2月就任)。
稲取から見る相模湾
稲取温泉に古くから伝わる「雛のつるし飾り」。1月下旬から3月下旬まで展示される。
宿泊した「石花海」。
もちろんオーシャンビューだ。
伊豆東海岸(東伊豆)の温泉は、いまだ網代温泉というマイナーな温泉(でもいい温泉宿だった)でしか宿泊したことがなかった。
熱海温泉(東伊豆に入らないだろうが)、伊東温泉は規模が大き過ぎるので敬遠、東伊豆温泉の中で完全掛け流しの宿を探したところ、ここ「石花海(せのうみ)」にぶつかった。

宿泊料金は私の基準を少々上回ってたが、ときには開放的な海の温泉も・・と思って予約を入れた。

「石花海」とは難解な旅館名だが、「せのうみ」と読む。
ここのパンフレットによれば「伊豆の海底に広がる海の丘」のことで、魚達の絶好な棲み家になっているようだ。


海の目の前、鉄筋5階建て、全37室がオーシャンビューの中規模旅館である。
館内は、廊下・エレベーターに至るまで畳敷きなのがとても快い。
相模湾を見下ろす展望内風呂や屋上にある幾つもの露天風呂はすべて掛け流し、とても贅沢な入浴を楽しめた。夕食も海の幸に溢れ豪華だったが、個室で取った夕食のサーブで怒り心頭に達した出来事が勃発した。(温厚な私なのに・・・自称)。
玄関に入った途端、広いロビー正面にこの窓が目に飛び込んでくる。
チェックインはモダン和風の広いラウンジでお茶を飲みながら。
館内あちこちに、季節の「雛のつるし飾り」が掛かっていた。
女性はお好みの浴衣を選択できる。
案内された部屋は小奇麗な(平成15年に改装)10畳の和室に8畳の次の間+広縁+BT、2人には十分過ぎる広さで、窓の外には、穏やかな相模湾が広がっていた。
2月、3時過ぎにチェックインしたが、海は既に赤みがかった夕景になりつつあった。

宿泊料金は平日で23,250円(税込・2人1室)、いつもの宿よりグレードは高いが、館内・ロビー・ラウンジ等の広さと豪華さもあって、箱根等よりは割安に感じられる。

他に、露天風呂付の部屋が13室もあって、ホームページの料金設定は、20、100円〜37、850円になっている(2007年7月現在 休前日は3,150円増し休日は1,050円増し)。

後で知ったが、ここは、東伊豆ではかなり人気の高い宿のようだ。

風 呂
手元のガイドブック(昭文社2007年温泉&宿)によれば、ここは完全掛け流し(加水・加温無し)のマークが付いている。
伊豆全体見てもこのマークが付されている宿はそう多くない。


バラエティに富んだ風呂は、内湯が最上階、露天風呂が屋上にあり、眺望に優れ開放感たっぷりだ。

当日は平日だったので宿泊者が少なく、また寒気が厳しかったせいもあって、数多い露天風呂はいつ行っても貸切状態、あっちにドブン、こっちにドブン、なんとも贅沢な入浴をタップリ楽しんだ。

嬉しかったのは、日没を見ながら入浴が出来たこと。

東伊豆だから水平線下ではないが、岬の先に沈む太陽が海を金色に染めていく様を鑑賞しながら、ゆったりと湯に身を委ねた。
日没を見ながら、お互いに「いいですね〜」。
内湯の浴槽は2つ。何れも相模灘が眼下だ。
屋上、一番高いデッキにカラフルな風呂が3つ。湯が上から下の風呂に流れ落ちる。
(2番目と3番目は新たな湯も加えられる)
円形と長方形の木造の風呂。
大きな木造の風呂は海と一体。縁全部から湯が流れ出ている。
料 理
内湯には色とりどり、多種類のシャンプー類が置いてあったが、メガネをかけてないので文字が読めず、詳細不明。
夕食・朝食とも料理茶屋と呼ばれる食事処で取る。椅子席と座敷の個室があるが、私たちは個室だった。
東伊豆・西伊豆・南伊豆、夕食はどこも山海の幸ならぬ海海の幸だ。
しかし、山間部の複数宿泊は苦にならないが、海辺の宿で2泊は躊躇する。
これらの宿で夕食を取った後は、もうしばらく魚は見たくない、と思うのが常だからだ。

今回は特にそうだった。
肉類・川魚・山菜はもとより野菜も少なく、すべて海の幸料理がずらりと並ぶ。

形は小さいが高級食材のアワビ・サザエ・伊勢海老から始まって、最後の地元のキンメダイまで、これでもか、これでもかの魚介責めだ。

逆に、もう少し量をわきまえて、質と手間で勝負をして欲しい、と思ってしまう。

予めテーブルに並べられていた料理。
見苦しいですが、キンメダイの食べかけ。
左の写真は、怒髪天を突く事が起きて、事前に写真撮影を忘れてしまった「キンメダイ煮付け」の食べかけ。

旅館の夕食では、下戸なのでアルコール類を飲まない。
仲居さんやスタッフにその旨告げると、半分くらいの人が、頼まないのに気を利かせて「じゃあ、お食事(ご飯)早くお持ちしましょうか?」と聞いてくれる。

さらに、「飲まないので、ご飯を早目に持ってきてくれる?」と頼むと100%が快く応じてくれる。
ところがである。ここでこれを頼んだら「最後のキンメダイのときお持ちしますので」と女性スタッフが言い、「すぐに」の言葉がなかった。
別にキンメダイでご飯を食べなくても、目の前に残った料理がたくさんあるのにだ。
家内が「ご飯を頼んで断られたのは初めてね」と一言。
それから10分、15分、すべての料理を食べ終わってすることが無くなった。
隣の4,5人と思われる個室には、女性スタッフがちょくちょく顔を出しているようだが、こちらには誰も入ってこない。

あまりの空き時間にだんだん怒りが湧いてきたが、もう意地、こちらから声をかけないで急かさなかった。
45分経過(すごい忍耐強いでしょう!?)、ついにトイレに行く途中に「いつになったらご飯来るんだ?」と声をかけた。
それから10分ほどして、ようやくキンメダイとご飯が運ばれてきた。
ご飯が来るまで小1時間。
どうやら我々は忘れられていたらしい。
強い言葉で叱ったところ、日頃、のんびり屋の家内も、私に輪をかけて強くというか、半泣きで「ご飯頼んで断られたのは初めて」と追い討ち。

若いオニイサンが現れて一応陳謝したが、怒りが収まらず、不愉快な気持ちで、(それでも)デザートを食べて部屋に引き上げた。
夕食の所要時間2時間20分。
一品毎に料理を出す旅館でなら、この時間もかまわないが、ここは上の写真のように前もって多くの料理が並んでいたのだ。
ついでにもう一言。
宿泊料金が10,000円〜15,000円なら何も文句は言わないが、料理・食材の説明がなく、自分で焼くアワビ・イセエビ・サザエ他の焼き具合についてもアドバイスが無かった。
日頃食べなれない、焼きなれない食材なので、簡単な説明が欲しかった。
お陰で、(小さな)アワビはカチカチになってしまったし、(これも小さな)イセエビも黒焦げになったが、こちらはもともと肉がほとんどついてなかったので、大きな被害はなかった。(責任転嫁かな?)

翌日、チェックアウトの時、先方から一言あるかと思ったら、「昨夜は・・」の詫びの言葉は無かった。
「詫びがなければ、料金返せ、と言うぞ」と威勢良く家内に約束していたが、その場では申し立てず、すごすごと宿を後にした。
日頃、サービス・料理に文句を言わないし、記事に悪口を書かない私だが、過去に一度、四国の旅館の清掃やフロントの態度の悪さにあきれてこれを記事にした。

(案内された部屋のテラスに、ねじれた酒の紙パックが捨ててあった。チェックアウトのためにキーと財布を取り出したが、目の前でフロントの中年男性がファックス用紙を入れるのを優先し、2〜3分の間、完全に無視され待たされた。他3件。)

その後、先方から私の記事で「旅行代理店が団体を送らなくなって、このままでは従業員が路頭に迷う(原文のまま)。
5件はすべて改善・対応措置を取ったのでした記事を修正して欲しい。」とのメールを送ってきた。
こんな前例があったので、今回は怒りが収まるまで記事にしないようにと思い、5ヶ月間放置していた。
しかし、逆効果、その時の怒りが再発、こんな長文のクレーム記事になってしまった。

公平を期すために付記すると、上記の点を除き、館内全般・清掃・部屋・風呂などに文句はない。
特にすべてが掛け流しで、開放的な露天風呂や眺望の良い内風呂は素晴らしい。
こんな体験をしなければ、大方の人はある程度の満足感が得られると思われる。


それにしても、こんな扱いを受けたのは、人手が足りないためか、たまたま経験が少ないスタッフが係になったのか、客はご飯とキンメダイを必ず一緒に食べないといけないことが決まってるのか、いまだ判じがたい。
稲取温泉 石花海 (静岡県)
    
デザートを食べ終わったら2時間20分経過。
豪華だった朝食1
朝食2
朝食3
朝食4
夕食の一部。

イセエビ・アワビは小さかった。どちらか1つにして大きめにして欲しかった。
オコゼの唐揚げ
これも小さめのイセエビ、食べる所ほとんど無し。
イイダコとホタテ
唯一、洋風の一品
小さめのアワビ
焼物(アワビ・イセエビ・サザエ他)
前菜・先付け(前後)
タコシャブ
● ハプニング