朝食も普通より品数が少ないが、これも我々にはなんの不満も無かった。
住 所 | 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246−125 |
電 話 | 0460−86−3335 電話での予約 0460−85−5331(予約センター) |
交通機関 | <東京方面より> 東名高速厚木ICより小田原厚木道路経由、箱根口ICから17km <名古屋方面より> 東名高速御殿場ICより乙女峠経由、13km 箱根湯本から箱根登山バス 桃源台行約30分、仙石高原下車徒歩10分 |
施 設(日帰り) | 特になし 駐車場(10台) |
宿 泊 | 14室(すべてトイレ付) 和室・和洋室・洋室 ペット同伴可 料金については下記HPで確認ください。 |
泉 質 | 単純温泉 |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 | 宿泊者は内湯24時間 貸切露天風呂は15時〜22時30分(予約制)6時30分〜9時30分(空いていれば自由に使用 何れも無料) |
定休日 | 年中無休(不定休) |
入浴料金 | 13時〜20時 チェーン旅館の何れかに宿泊の場合は無料入浴が出来る(内湯のみ)。 一般の立ち寄り入浴は不可。 |
入浴施設 | 内湯:男女各1 露天風呂:貸切1(無料) |
浴室備品 | ボディソープ、シャンプー、ロッカー、ドライヤー |
観光スポット | 芦ノ湖、駒ケ岳、各所での富士山観望、大涌谷、仙石原、箱根関所跡、多数の美術館・テーマ館、富士五湖など多数 |
お土産・食事 | 食事・土産は周辺で多数 |
近くの温泉 | 湯本、塔之沢、宮ノ下、強羅、芦之湯、小湧谷など箱根20湯、七沢温泉、広沢寺温泉、飯山温泉、鶴巻温泉、中川温泉 |
箱根町HP 観光協会HP 一の湯HP |
http://www.town.hakone.kanagawa.jp/ http://www.hakone.or.jp/ http://www.ichinoyu.co.jp/ |
雑記帳 | 欧米風のバカンスが定着しない日本、その理由の一つが日本式1泊2食付きの料金設定かもしれない。 同一宿に1週間〜2週間、毎日、12品の夕食ともなると、チェックアウトするときは肝臓がフォアグラ状態になっているだろう。宿も1週間、2週間、異なった料理を出すのが難しい。 B&B(ベッドと朝食)方式や夕食の品数を抑えた宿が増える傾向にあるのは大変喜ばしい。 |
箱根温泉郷の名門・塔ノ沢温泉一の湯が大変身して、箱根に8か所、いずれも1万円以下で泊まれる宿を展開している。
今回、その内の1か所「仙石高原 大箱根一の湯」に宿泊したが、別荘地に建てられた元証券会社の厚生寮は品格あるお屋敷風、部屋も広く清潔で料理・風呂もそこそこ、割安感のある一泊だった。
夕食・朝食ともレストランで取るが、各テーブルにリードフックが付いていて愛犬も連れて行ける。
標準プランに舟盛り(写真は2人前)がつくグルメプランを頼んだ。
夕食の料理は6品、通常の半分だが、日頃、宿の夕食は料理が多過ぎると思っている我々にはうれしい品数で、舟盛りがつかない標準プランでも十分だった。
これで宿泊料金は一人11,970円(税・サ込)だった(2008年12月25日宿泊なので高目になる特定日料金かもしれない)。
成川美術館からの芦ノ湖
ポーラ美術館
風 呂
舟盛り
宮崎牛タタキ
揚げ鱈
一の湯豆腐
内風呂は4〜5人用、温泉は単純温泉で循環利用している。入浴は24時間可能。
日帰り入浴は8軒の姉妹館に宿泊した場合、13時〜20時の間で無料で入浴できるが、一般の立ち寄りは不可。
2〜3人用のかけ流しの貸切露天風呂が一か所ある。囲われた庭園のなかにあり、なかなか雰囲気が良い。15時〜22時30分の間は予約制、翌朝6時30分〜9時30分は予約不要でいずれも無料。
箱根町は富士箱根伊豆国立公園の中にある。
箱根山の周辺のいたる所で泉質・色の異なった温泉が湧き、多数の旅館・ホテル・ペンション・保養所・日帰り温泉施設・土産物屋・レストラン・カフェ等が観光客・宿泊客・入浴客を迎え入れている。
富士山を借景として、芦ノ湖・大湧谷・湿生花園・ススキ野・トレッキングコースなどの自然、それに数多くの美術館やテーマ館が箱根の魅力をさらに高めている。
国内外から箱根にやって来る観光客は年間2000万人、宿泊客だけでも500万人に上る。
京都と並んで我が国最大の観光地であり、「町」という単位で見れば、比較するところがないダントツの日本一である。
本館フロント前
いかにも寮の雰囲気が残るフロント
別棟玄関
邸宅風の大箱根一の湯正面玄関
江戸時代には湯本・塔之沢・宮ノ下・堂ケ島・底倉・木賀・芦之湯の温泉が、いわゆる「箱根七湯」と呼ばれていた。
その後、明治になって小涌谷・強羅・仙石原・姥子・湯ノ花沢を入れて12湯、さらに大平台・宮城野・芦ノ湖・大涌谷などが加わって、現在の箱根温泉郷は20湯になっている。
仙石原は標高700m前後の高原で、湿原など自然が保存されている所も多く、箱根の秋の風景である台ガ岳のススキの群生もその一つだ。
一方、大正から昭和にかけて避暑地として開発された歴史があり、今も敷地が広い別荘が多く建ち並んでいる。
また、ポーラ美術館・リーカーヴ美術館や箱根ガラスの森・星の王子様ミュージアムなど、美術館やテーマ館が多いのも魅力だ。
仙石原の代表的な風景のすすき群生地。
シャーベット
炊き込みご飯
鰆の西京漬
箱根山麓豚シャブシャブ
別棟202号室(T付き)は8畳に2畳の踏み込みと広縁、独立の洗面所がついていた。布団はセルフサービス。
別棟は5mほど離れているだけ(無人)
大箱根一の湯は、大箱根ゴルフカントリークラブから徒歩1分、落葉樹が生い茂る閑静な高級別荘地帯の中にある。
正面から見ると、大邸宅の趣だが、もともとは証券会社の保養所だったものを改装したものと聞いたが、ゲストハウスでは?と思う高級感があった。
建物は本棟と純和風の別館からなり、部屋数は14室、和室、洋室、和洋室の3タイプから選択できる。
ここは全室で愛犬とともに泊まれ、食堂にも連れて行くことが出来る。
犬は大型犬も可能だが、犬の種類によって宿泊できないので、詳細は下記HPで参照ください。
宿泊料金は平日4人1室2食付で1人6,300円、同2人1室で8,400円だが(2009年6月現在)、宿泊人数・プラン・曜日・特定日等によって加算されるので、詳細は下記HPで確認ください。
食 事