温泉名 : 新平湯(しんひらゆ)温泉
穂高連峰・槍ヶ岳・乗鞍岳など3000m級の名峰が聳える雄大な北アルプスの麓、合併前の旧上宝村は、飛騨地方の最奥に位置していたことから「奥飛騨」と言われてきた。

ここに点在する平湯新平湯栃尾福地新穂高温泉の温泉を総称して奥飛騨温泉郷と呼ぶ。

この温泉郷は日本でも有数の湯量を誇り、日本一の露天風呂王国(180ヶ所)である。

新平湯温泉は、北アルプスの主稜線上にあり、長野県と岐阜県に跨る活火山・焼岳(2455m)の西麓に位置する。

ここは奥飛騨温泉郷最大の温泉地であり、平湯温泉から栃尾温泉・新穂高温泉方面に向かう国道471号線沿い、約3kmに渡って大小・タイプの異なる旅館(ペンションを含む)30軒余りが立ち並んでいる。

国道を走る濃飛バスのバス停も10ヶ所に及んでおり、そのためまとまった温泉街は形成されていない。

析出物が作り上げた芸術品。

析出物で浴槽の縁の素材がなんだか分からない。既述しているがこの泡は何だろう

初めて見た石の腰掛け。

奥飛騨温泉郷の数多い宿で日帰り入浴を最も歓迎している新平湯温泉・奥飛騨ガーデンホテル 焼岳の美しい鶯色の湯に浸かった。

住 所 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根2498−1
電 話 0578−89−2811
交通機関 ・長野道松本ICからR158で平湯温泉へ R471で新平湯温泉へ(約70分)
・東海北陸自動車道高山ICからR158で平湯温泉へ R471で新平湯温泉へ(約60分)

JR高山駅から路線バスにて新穂高行き約70分。奥飛騨ガーデンホテル焼岳前下車すぐ。
但し福地温泉経由しか当館の前を通らないので乗車の際必ずご確認のこと。尚、一宝水(いっぽうすい)経由に乗車の場合は、1つ前のバス停がくま牧場前になるのでそちらで降車、ここでホテルからの送迎あり。

施 設(日帰り) ロビー、駐車場
宿 泊 和室68室、洋室17室、総計85室の大型旅館で、料金は2人1室で10,000〜20,000円前後で、四季を通じて様々なプランがあるので、予約する際は宿のHPで、最新・詳細情報を参照されたく。
泉 質 源泉は2本。
一本はpH7.1のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉で、湧出時は無色澄明・塩味・微鉄味・硫化水素臭
もう一本はナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・塩化物温泉で、無色澄明・鉄味・微炭酸味。
両方とも70℃前後の高温泉。
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(立ち寄り) 12時〜21時
定休日 不定休
入浴料金 大人500円
入浴施設 内湯:男女各1ヶ所 露天風呂:男性4 女性4 混浴4、サウナ・岩盤浴
浴室備品 シャンプー、ボディソープ、ドライヤー、ロッカー
観光スポット すぐ近くに親水公園、熊牧場平湯大滝
新穂高ロープウエー、上高地、乗鞍スカイライン、飛騨高山、飛騨古川、松本
お土産・食事 国道471号線沿い及び平湯温泉で
近くの温泉 新穂高温泉平湯温泉栃尾温泉福地温泉白骨温泉乗鞍高原温泉さわんど温泉坂巻温泉中の湯温泉、上高地温泉
高山市HP
高山観光協会HP
奥飛騨温泉郷HP

新平湯温泉HP
奥飛騨GH 焼岳HP
http://www.city.takayama.lg.jp/
http://www.hidatakayama.or.jp/
http://www.okuhida.or.jp/

http://shinhirayuonsen.com/
http://www.okuhida-gh.com/

「奥飛騨ガーデンホテル 焼岳」、奥飛騨温泉郷でこれほど日帰り入浴を歓迎している旅館・ホテルは無い。国道沿いから到着するまでに見かけた3枚の看板には「日帰り入浴」の文字が大きく踊っていた。

高山市の古い街並み・三町筋には、酒屋の看板である杉の葉を玉にした「酒ばやし」が掛けられている。

洞窟風呂(瀑泉洞)色は透明な茶色。

温泉の美しい造形。

露天風呂が2つ並ぶが、完全に屋根が覆ってるので、内湯感覚になる。

もう一つの露天風呂。色が違うので別の源泉か。

洞窟風呂へのアプローチ。くるぶし位の深さで浴槽ではない。左側に打たせ湯がある。

10人位が横たわれる長い寝湯。客室が多いだけに、この人数分が必要なのだろう。

「この浴槽のみ配管に支障を来たす為、循環沸かし湯です」のボードが貼ってある。真水を沸かしてるのか、温泉を沸かして循環なのか不明。

寝湯に続く、深さ1m30cmの立湯。立ち湯だと場所を取らないのでかなりの人が一度に浸かれる広さだ。

所在地 : 高山市奥飛騨温泉郷 
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)

一部
新平湯温泉 奥飛騨ガーデンホテル 焼岳(長野県)

飛騨地方の中央に位置していた高山市だが、2005年2月1日、奥飛騨温泉郷が位置していた旧上宝村を含む近隣9町村と合併した。
これによって、東京都に匹敵する日本一広い面積を有する新しい高山市が誕生した。

高山市はもともと観光都市で、 高山陣屋などの歴史的建造物、からくり人形など飛騨の匠の技による華麗な屋台が引き回される高山祭(山王祭・八幡祭)。
さらに江戸時代から続く2ヶ所の朝市、飛騨の名物である飛騨牛朴葉焼/朴葉味噌・赤株から高山ラーメンに至るまで、郷土色豊かな高山市は多くの観光客を惹きつけてきた。

今回の合併により、北東部には槍ヶ岳・乗鞍岳・穂高連峰など3000m級の山々が連なる飛騨山脈(北アルプス)が市域に加わった。

さらに湯量豊かな平湯・新平湯・福地・栃尾・新穂高温泉と5つの温泉を有し、日本一の露天風呂数を誇る奥飛騨温泉郷を市域に組み入れ、一大観光都市となった。

施設名 : 奥飛騨ガーデンホテル 焼岳 (宿泊日:2012.6.21) 


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焼岳(やけだけ)は北アルプス(飛騨山脈)の主稜線上にあり、長野県と岐阜県にまたがる標高2,455mの活火山。 奥飛騨温泉郷の温泉熱源。日本百名山に選定されている。別名は硫黄岳。

混浴露天風呂「うぐいすの湯」の男性用入口。男性も必ずこれを着ないといけない。女性用は別の浴衣がある。
宿泊の場合、22:00〜6:00までは女性専用になっているが、随分と条件が悪い時間帯だ。。

30人位が一度に入れるうぐいすの湯。その名の通り、透明感がある鶯色だ。湯温はかなり温めだった。

すごい量の洗剤のような泡が漂っていた。これは、日光と温泉成分が反応して出来たのか、湯の華が集まったのか、原因は不詳。

玄関前に「OKUHIDA」と書かれた列車が2両置かれていた。カラオケ列車として使用されている。

部屋数に相応しく広いロビー・ラウンジ。日帰り入浴500円と割安。

松本方面から国道158号で安房トンネルを抜け、国道471号に乗り換えてすぐに平湯温泉を通過して新穂高温泉に向かう。
途中、新平湯温泉の入口にあるクマ牧場を通過してすぐ先、国道を左折して福地温泉に向かう途中に大きなホテルの建物が見えてくる。
「奥飛騨ガーデンホテル 焼岳」だ。

和室68室、洋室17室、総計85室の大型旅館で、料金は2人1室で10,000〜20,000円前後で、四季を通じて様々なプランがあるので、予約する際は宿のHPで、最新・詳細情報を参照されたく。

風呂は露天が多くて、男女各4ヶ所、混浴も4ヶ所、この中には宿泊者専用の風呂も含まれている。

源泉は2本有り、一本はpH7.1のナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉で、湧出時は無色澄明・塩味・微鉄味・硫化水素臭、もう一本はナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・塩化物温泉で、無色澄明・鉄味・微炭酸味がするそうだが、もちろん自分には分からない。両方とも70℃前後の高温泉だ。

奥飛騨温泉郷にjは珍しい大型ホテルだ。

新平湯温泉は国道471号沿い、3kmに渡って30軒余りの宿・ペンションが点在する。