開田温泉 日の出旅館 (長野県)

(未確認)

施設名 : 日の出旅館 (入浴日:2013年8月22日))

御嶽山(3067m)の北麓から東麓にかけて広がる標高1100m~1300mの開田高原は、蕎麦と木曽駒の里として知られる。開田高原にある4ケ所の温泉のうち、先に木曽御嶽温泉(つたや季の宿 風里)に宿泊したが、今回は西野温泉の一軒宿・やまなかの湯に宿泊、すぐ近くの開田温泉 日の出旅館に立ち寄った。

御嶽山の東麓から北麓にかけて、標高1000m~1500mの高原が広がる。木曽駒と蕎麦の里と称される開田高原である。

岐阜県高山市を起点とし、長野県伊那市を終点とする国道361号が開田高原を貫くが、街道沿いからは常に雄大な御嶽山が左手に見え、近くには白い花をつけた特産の蕎麦畑があちらこちらに広がっていた。

開田高原には、御嶽明神温泉(日帰り施設)・木曽御嶽温泉・西野温泉と開田温泉の4つの温泉がある。

御嶽明神温泉は、大きな露天風呂を持つ
日帰り施設のやまゆり荘木曽御嶽温泉は一軒宿(つたや季の宿 風里)、西野温泉もかって5軒あったが今は一軒宿(やまかの湯ー追って掲載)になっている。

国道361号沿いの開田温泉は、宿泊した西野温泉と直線距離で1km足らずの距離にあり、ここも廃業や休館があって一軒(日の出旅館)のみが営業しているようだ。

木曽町は長野県の南西、木曽郡の中央部にある町で、2005年11月1日、木曽福島町と周辺の日義村・開田村・三岳村が合併して誕生した。「日本で最も美しい村連合」の一つだ。

町の中央には木曽川が流れ、その流域に沿って国道19号とJR中央本線が走っている。
県内の町村では最大面積で、総面積の95.4%を山林が占める山岳地帯であり、西に木曽御嶽山(おんたけさん)、東には中央アルプスの木曽駒ケ岳(2956m)が聳えている。

活火山の御嶽山は岐阜県との県境にあるが、最高峰の剣が峰(3067m)は木曽町にある。
御嶽山は、新字体で標記した御岳や御岳山と表記されることが多く、木曾地方の盆踊歌・木曾節でお馴染みの山だ。
一説には500番まであるそうだが、この1番しか知らない。

木曽のナー 中乗りさん
木曽の御岳(おんたけ)さんは ナンジャラホーイ
夏でも寒い ヨイヨイヨイ
(ハー ヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイ)

温泉名 : 開田(かいだ)温泉

飛騨高山へ続く国道361号沿い開田温泉と宿泊した西野温泉周辺の風景。

木曽駒の里。

住 所 長野県木曽木曽町開田高原西野4649
電 話 0264-44-2127
交通機関 中央自動車道伊那ICから国道361号(一部国道19号重複)で高山方面へ約65km
JR中央本線木曽福島駅からおんたけ交通開田高原行きバスで1時間、越下車すぐ
施 設(日帰り用) ロビー 駐車場
宿 泊 8室 2食付きで10,000円前後
泉 質 浴室に掲示されている成分表には単に「温泉法第2条に規定する温泉の資格を有する」とあるのみだが、木曽町観光協会のHPでは単純炭酸鉱泉とあった。
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
立ち寄り入浴時間 10時~20時(要確認)
定休日 不定休
入浴料金 大人 500円
入浴施設 内湯男女各1
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー
観光スポット 木曽駒の里、唐沢の滝、御岳登山・トレッキング、スキー御岳ロープウエイ、尾ノ島の滝、木曽福島宿、奈良井宿、寝覚ノ床、妻籠・馬篭、高山
お土産・食事 国道361号沿いに食事処点在
近くの温泉 西野温泉、御嶽明神温泉木曽御嶽温泉きそふくしま温泉濁河温泉、鹿の瀬温泉、木曾温泉木曽駒天神温泉
木曽町HP
観光協会HP
開田高原HP
日の出旅館HP
http://www.town-kiso.com/
http://www.kankou-kiso.com/
http://www.kaidakogen.jp/
無し
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)

同じく開田高原にあって、先に宿泊した「木曽御嶽温泉 つたや季の宿 風里」から見た御嶽山堂々たる山容だ。


大きな地図で見る

4mx1.5m位の檜の内風呂と黄土色の濁り湯は絶妙なハーモニー。加水無しで、泉温維持のためにセンサーをつけて適宜加温しているが、循環濾過はしてない旨の表示があった。

所在地 : 木曽郡木曽町 

日の出旅館は、木曽福島から国道361号を高山方面に向かって30kmほど、開田高原を進んで西野地区に入ってすぐの国道沿いに立つので見落とすことは無い。

部屋数が8室(BT無し)、外観も館内も素朴、2食付きで10,000円程度で宿泊出来る。

1971年に、鯉用の池を造ろうとして穴を60cn掘った所で温泉が湧きだし、旅館を経営することになったそうだ。
1999年には宴会場や新館を増設し、現在の規模に至っている。


露天風呂こそ無いが、旅館の見かけや規模からすれば、思いがけず広くて、しかもがっしりした檜造りの内湯がある。

満たされる温泉の泉質ははっきりせず、浴室に掲示されている成分表には単に温泉法第2条に規定する温泉の資格を有する」とあるのみだが、木曽町観光協会のHPでは単純炭酸鉱泉とあった。

黄土色の湯は、含有する鉄分が時間の経過とともに変色したものであり、いかにも温泉らしい色調だ。

浴槽には4つの蛇口があり、一番左に「給湯」とあったので、捻ってみたら加温した温泉が出てきた。湯の華が舞っていて、口に含むと酸味があった。

ずらりと並んだカランとシャワー、シャンプー類はコーセ品だった。

国道361号沿いの西野地区に面しているので、見落とすことは無い。入浴時間は10時~で大人500円。

奥に御嶽山、眼前に開田高原特産の蕎麦の畑。