デザート
酢の物(菊ゼリー寄せ・鯖等)
新蕎麦は美味。夕食の添え物にしては量が多い。
鰆の焼き物
天麩羅(リンゴ・ハゼ・ムカゴ等)
食事は個室のテーブル席。夕食は華やかさはないが、量感のあるどっしりとした料理が並んだ。因みに、当館ではなす、ししとう、きゅうり、モロコシ、カボチャ、じゃがいも、ネギ、夕顔、オクラ、ウドなど夏野菜をメインに自家栽培しているが、季節のせいか、夕食の野菜は少なかった。
日帰り入浴 不可
上田市は長野県東部にあり、いわゆる東信地方の中心都市で、人口は長野市・松本市に続き県内第三位である。
東京から約190km、日本を代表する避暑地・軽井沢や冬季オリンピックが開催された長野市から、上信越自動車道を利用してそれぞれ約40kmの位置にある。
日本一の大河・千曲川(新潟県に入って信濃川)の右岸の旧市街は、戦国時代に真田氏が築いた上田城を中心とする地域である。
一方、左岸の塩田平には、日本でただ一つしかない安楽寺の八角三重塔(国宝)、中部日本最古の建築として名高い中禅寺薬師堂(重文)、常楽寺の多宝塔(重文)、大法寺三重塔(国宝)、長福寺の夢殿観音(重文)など、枚挙に暇がないほどの寺社仏閣が現存している。このために当地は、信州の鎌倉と呼称されている。
市域には、真田家ゆかりの地にある角間温泉、文化の香り高い別所温泉、国指定の保養温泉地である丸子温泉郷(鹿教湯温泉・霊泉寺温泉・大塩温泉)が湯煙を上げている。
じゃらん口コミ評価(総合4.4 10人平均 2013.5.18現在)
ボリューム感ある先付け・前菜。
薬用人参のスープは美味
お造り(カンパチ・マグロ・ニジマス)
アミタケ・天然ナメコなどの鍋
鹿教湯温泉のシンボル「渓谷を跨ぐ「五台橋」。
住 所 | 長野県上田市鹿教湯温泉1447 |
電 話 | 0268-44-2538 |
交通機関 | 長野自動車道松本ICから国道254号線を上田方面へ30km JR長野新幹線上田駅から千曲バス鹿教湯温泉行きで45分、鹿教湯温泉下車 |
宿 泊 | 17室 13,000円~25,000円前後(2013年5月18日現在)。 詳細・最新情報は下記HP参照。 |
泉 質 | 単純温泉 (5つの源泉の混合泉) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
日帰り入浴時間 | 不可 |
入浴施設 | 内湯:男女各1 露天風呂1(時間で男女別・貸切に変更) |
観光スポット | 温泉街散策(上記) (30分~1時間30分)善光寺、小布施、戸隠、軽井沢、美ヶ原、塩田平、海宿、上田城址、懐古園、松本城、上高地、安曇野、白樺湖 |
お土産・食事 | 温泉街で可 |
近くの温泉 | 霊泉寺・大塩・別所・浅間・美ヶ原・扉・崖の湯など |
上田市HP 旅館組合HP ことぶきHP |
http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/index.html http://www.kakeyu.or.jp/index2.html http://b-kotobuki.com/ |
風 呂
鉄筋5階建ての望山亭 ことぶき。
鹿教湯温泉は古くから湯治場として親しまれ、今なお、その雰囲気を残す温泉地だ。環境省の国民保養温泉地にも指定されており、廉価な料金で宿泊できる昔ながらの宿が多い。
その中にあって、望山亭 ことぶきは温泉街の西の外れにあって、料理が評判の温泉宿である。
木立ちの中の温泉薬師堂。
散策コースの中ほどにある紅葉橋。
温泉街の外れに町・高梨共同浴場は地元の人が通う。
反対側から見た五台橋。
五台橋際の共同浴場・文殊の湯。
紅葉の中の文殊堂。
上田市と合併前の旧小県郡丸子町の町域にある3つの温泉、鹿教湯温泉、大塩温泉、霊泉寺温泉をまとめて丸子温泉郷と称している。
鹿に化身した文殊菩薩が湧出場所を教えたと言う伝承がある鹿教湯温泉は,、環境省の「国民保養温泉地」に指定され、その後、人にやさしい地域の宿づくり賞として、厚生大臣賞を受賞した。
ここを訪れたら、温泉情緒を味わいつつ、ムササビやモモンガが生息している自然林や渓流が生み出すオゾンタップリの散策路をゆっくり歩かれることをお奨めする。
昔ながらの小さな旅館が並ぶ湯端通りを抜け、温泉発祥の旧源泉跡がある共同浴場「文殊の湯」を通り過ぎ、鹿教湯温泉のシンボル「五台橋」を渡って文殊堂・温泉薬師堂・紅葉橋に至る散歩道だ。
温泉街には、大小20軒ほどの温泉旅館・ホテルがある(鹿教湯温泉HPから)。
全般的に低料金で宿泊でき、かつ掛け流しの温泉宿(一部かけ流しを含む)が15軒(旅館組合HP参照)もあるのが温泉好きには嬉しい
部 屋 | 4.2 | 風 呂 | 4.6 |
夕 食 | 4.8 | 朝 食 | 4.7 |
接客・サービス | 4.5 | 清潔感 | 4.4 |
朝食はごくオーソドックスなもの。
食 事
男性・女性・貸切タイムと細かく区分された屋上の展望露天風呂。
シンプルな内湯(男性用)は、硬質で温もりに欠ける。
望山亭 ことぶきのHPを見ると、項目が「お料理」「お部屋」「お風呂」の順番に並んでる。
これから判るように、風呂の構成は少々プア―で、これを補うために料理でカバーしようという意図が感じられる。
男女別の内湯は、部屋数からしてやや小さめ、構造もいたってシンプルな造りだ。
露天風呂は屋上に設けられているが一ヶ所のみ、これを細かく「男性タイム」「女性タイム」「貸切」に区分して運用している。
ウッドデッキに造られた浴槽は5~6人が入れる大きさ。
立てば、周辺の自然が望めるが、入浴したままでは目隠しにより遮られて眺望はきかない。
5本の源泉を集中して混合管理、魚骨方式で配湯しており、これを受けてかけ流ししてるが、衛生管理の為に一定時間濾過、塩素殺菌をしているようだ。
日帰り入浴は受け付けていない。
鹿教湯温泉の中心街から離れた西の端にあり、部屋数は17室とさほど多くはないのだが、鉄筋5階建で、周囲が低層の旅館や民家なのでかなり大きく見える。
宿泊料金は2名1室で1人13,000円~25,000円前後の価格帯(2013年5月現在/じゃらん)になっているが、各種条件で変動するので、予約の際は宿のHPなどで最新・詳細情報を確認してください。
じゃらんの口コミ評価は、夕食・朝食の評価が高い。
また風呂については、望山亭 ことぶきのHPやじゃらんではかけ流しとなっているが、一方で手元のガイドブックでは「一部かけ流し又はかけ流し・循環併用」となっており、どちらが正しいか未確認。
望山亭という館名は、部屋や露天風呂から外を覗くと、鹿教湯温泉の周囲が山で囲まれているのが分かるので、そこに由来していると分かる。
部屋や露天風呂から外を見ると、「眺山亭」の意味が分かる。
シンプルな4階402号室(亀寿)。8畳広縁・ユニットバス(Tはシャワー付)で15,000円。
どちらかというと地味なロビー周辺。豪華さは無い。
中小の旅館が軒を接していて、温泉情緒が漂う湯端通り。
施設名 : 望山亭 ことぶき (宿泊日:2012.11.8)