日付の入った秋らしいお品書き。

上記掲載の通り、じゃらんの口コミ評価で夕食が4.7の高得点が納得できる料理だった。
家内のコメントを中心に纏めると次の様になる。


・海産物ゼロ、珍しいキノコなど地の食材がふんだんに使われている。

・珍しいきのこを含めて、野菜が多く使われて嬉しい


・牛肉を蒸すなど、全般的にライトで胃に負担かかからない料理。

・地味な食材で、一工夫・一手間かけた料理が作られている。

・岩魚の天然もの・養殖ものを食べ比べ、と言った珍しい料理が楽しい。

・朝食(バイキングではない)が和と洋があり、2人して好みの方を食べられる。

料 理

上の露天風呂とセットになった貸切内湯。

●朝食・・・レストラン

じゃらんでは「志賀高原 白い温泉 渓谷の湯」の館名になっている。直前にリフォームがあったようで、どこも真新しくて清潔感が漂っていた。

志賀高原で二番面に大きい湖沼、琵琶池。秋の紅葉が美しいスポットだそうだ。

志賀高原・北志賀高原には、あまり知られていないが主としてリゾートホテルが持つ温泉が幾つか点在している。

熊の湯・ほたる・発哺(ほっぽ)・丸池・幕岩・石の湯・木戸池・よませ・たかまがはら温泉などがそれである。

温泉群は標高1000m〜1500m前後にあり、何れも近くにスキー場があり、冬はスキー・スノーボード、春から秋にかけては登山やトレッキングで賑わう。

毎年一度は冷涼な高原の温泉に泊まりたくなり、長野県や新潟県・岐阜県等の高原温泉宿を物色して宿泊している。
今回は何回も通過しているが、まだ宿泊していない「志賀高原の温泉ホテル」の何れかに決めた。

ガイドブックやインターネットで、かけ流しで口コミ評価が高いホテルを探したところ、両方を満足させる宿が見つかった。
それが志賀高原で2番目に大きい琵琶沼の先、標高1350mの高所にあって、「ジャイアントスキー場」のゲレンデ麓にある志賀山温泉・渓谷の湯だった。

温泉名 : 志賀山温泉 

茗荷寿司モロヘイヤの味噌汁・漬物(家内美味しい!)

デザート(杏仁豆腐)

飲泉所

日帰り入浴OK(10時〜14時)、手元のガイドブックでは不可となっているので、受け付けるようになったのは最近か?

志賀山温泉 渓谷の湯 (長野県)

一部

毎年1回は泊まりたくなる高原の温泉宿。今回は信州・志賀高原にあって、一般的な知名度は低い温泉・宿だが、口コミ評価、特に料理が評判の志賀山温泉 渓谷の湯に予約を入れた。

夕食・・・個室テーブル席

データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)

志賀草津道路(国道292号線)


住 所 長野県下高井郡山ノ内町平隠7148
電 話 0269−34−2207
交通機関 ・上信越自動車道信州中野ICから約25km
・関越道、藤岡JCTから上信越道、上越方面へ〜信州中野IC〜志賀中野有料道路、R292を直進、20号カーブを左折ビワ池横左折。
・JR長野新幹線長野駅下車、直通バス70分蓮池バス停下車
施 設(日帰り) ロビー休憩、駐車場
宿 泊 28室
10,000円(8畳T無し)〜13,000円〜20、000円前後(最新詳細情報は渓谷の湯HPじゃらんの方が詳しい
泉 質 単純硫黄泉、単純泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 12時〜16時 (予約不要)  
定休日 年中無休
入浴料金 大人700円
入浴施設 内湯男女各1 露天風呂男女各1 有料貸切風呂2
浴室備品 シャンプー、ボデイソープロッカー、ドライヤー
観光スポット スキー、周辺トレッキング・ハイキング、東館山高山植物園長野オリンピック・パラリンピック記念館 竜王ロープウエイ
お土産・食事 志賀高原周辺に点在
近くの温泉 ほたる・発哺(ほっぽ)・丸池・幕岩・石の湯・木戸池・よませ温泉
湯田中温泉・新湯田中温泉・渋温泉上林温泉角間温泉・星川温泉・足代温泉・地獄谷温泉・高山温泉郷万座温泉秋山郷の温泉
山ノ内町HP
観光連盟HP
志賀高原HP
渓谷の湯HHP
http://www.town.yamanouchi.nagano.jp/
http://www.info-yamanouchi.net/
http://www.shigakogen.gr.jp/
http://www.hotel-keikoku.yad.jp/
(上記渓谷の湯のHPは不完全なので、じゃらん↓の方で参照する方がベタ― 2013年4月現在)
http://www.jalan.net/yad341520/
部屋 4.3  風呂 4.6
料理(朝食)  4.5 料理(夕食)  4.7
接客・サービス  4.1 清潔感 4.3 
万座温泉に立ち寄ってから、いつものように日本有数の山岳ロードである志賀草津道路(冬季閉鎖)を爽快にドライ.ブ。途中、国道中で最高標高の峠である渋峠(2162m)を通過すると群馬県から長野県の志賀高原へと入る。

小鉢(枝豆豆腐・長芋山山葵・巻酢の物・夕顔辛子醤油)

夏野菜のテリーヌ サワークリームソース

きのこの炭火焼、これは美味しかった。

信州牛のたたき風サラダ

木材をふんだんに使ったウッディなフロント周りと高級感があるどっしりしたロビー。部屋数は28室、料金は10,000円〜13,000円〜20,000円前後(2013年4月3日現在)
渓谷の湯の一部(左側)。いかにも高原のホテルらしい佇まいだ。左側に4階建ての新館が並ぶ。

じゃらん口コミ 総合4.5 (61件平均 2013.4.2現在)

マツタケの他に、トキイロヒラダケ、タモギダケ等、初めて聞くキノコを含めて7種類ほど。嬉しい料理だった。

目の前にキー場のゲレンデが見える。部屋の窓からは別のゲレンデも見えた。どちらがジャイアントスキー場だろう?

琵琶池を過ぎて間もなく。この看板が出てくる。志賀山温泉は左手。渓谷の湯の立ち寄り湯案内もある。

3mx4m位の大浴場。床が温泉成分で茶色く斑になっている。

自分で操作できるジャグジー。

仕切りがある洗い場。

内湯は大浴槽とジャグジーの2つの浴槽。そこから緑鮮やかな渓谷を見下ろす露天風呂に出られる。

2012年度版まっぷるの「温泉&宿」では、かけ流しとあったが、実際は一部かけ流しだった。

風呂は、男女別の内湯とそれに続く露天風呂、この他に貸切の内湯と露天風呂がある。
貸切料金は、それぞれ1050円/40分だ。

内湯の2ヶ所の浴槽は単純温泉をかけ流し・循環ろ過併用、露天風呂は単純硫黄泉を同じく併用している。

2ヶ所の貸切風呂及び温泉付客室の風呂は、単純硫黄泉をかけ流しで落している。
申し込んだプランが貸切風呂1ヶ所無料だったのでこれを利用して入浴した。

使用してる源泉は3本、2本が43.5℃と30℃の単純温泉、残る1本が69℃の単純硫黄泉で硫黄味、硫化水素臭がする上質の温泉だ。

お薦めの風呂は、渓谷を見下ろす爽快な露天風呂と白い湯の華が舞う貸切風呂(松尾根の湯)だ。

風 呂

こんな注意が掛けられてた。

翌朝ご利用下さいと置いてあった2着目の浴衣。

部屋は入口に「鉢山 特別室 杉の間」とあり10畳+8畳+広縁+シャワートイレ+広い洗面所。部屋の両方に床の間が付いていて、無料の電動マッサージチェアが置かれていた。料金は15,225円(1050円の貸切風呂無料)

所在地 : 下高井郡山ノ内町平隠

このサラダ、明らかに「野菜を多く」の意図が分かるボリュームで家内大喜び。

バイキングではなく、和洋から別々に選択できる。下は家内の洋食、上は私の和食。朝食も充実している。

標高1350にある志賀山温泉。写真中央から左側が宿泊した渓谷の湯。

巨岩をくり抜いて造った貸切露天風呂は単純硫黄泉。湯の華が沈殿していていて、身を沈めた瞬間にそれが舞って卵とじ状態になった。硫黄臭がする上等な湯だ。

目が洗われるような横湯川の渓谷の緑が眼前に迫る爽快な露天風呂。温泉は単純硫黄泉で白濁。

和食も野菜が多く、内容も充実で高評価。

山ノ内町は長野県の北東部に位置し、上信越高原国立公園の中心にある。

西は高社山(1,351m)を境に中野市に接し、北は木島平村及び栄村に接し、南に笠ケ岳(2,076m)を境として上高井郡高山村に接し、東は志賀高原をはさんで群馬県と県境をなしている。

町域の93%が山林原野であり、その内、志賀高原が7割余りを占めている。

志賀高原は志賀山・笠が岳など標高2000m級の山岳に囲まれ、標高1300m〜1600に広がる高原で、長野オリンピックの際にはアルペン競技が開催されるなど、日本を代表するウインターリゾート地である。

また、池や湿原も数多く点在し、高山植物を愛でながらの23のトレッキングコースを持つ高原リゾートでもある。。
さらに長野県を代表する大温泉地の一つ湯田中渋温泉郷を持ち、まさに観光で生きる町である。

信州サーモンと岩魚の刺身

志賀高原産天然岩魚岩塩焼食べ比べ(天然ものは手前で太って締まっていた)

信州牛の蒸篭むし

秋茄子の胡麻煮

施設名 : 高原の温泉宿 渓谷の湯 (宿泊日:2012.9.21)