住 所 |
長野県諏訪郡下諏訪町社7083 |
電 話 |
:0266-27-5526 |
交通機関 |
中央自動車道諏訪ICから国道20・142号線等で約13km
JR中央線下諏訪駅からタクシーで約10分
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施 設(日帰り) |
ロビー、駐車場 |
宿 泊 |
10室(T3)、
宿泊料 2人1室 土曜日は1000円増し 9、450円〜14、490円(2009年11月現在)
各種条件で料金が変わるので必ず下記HPで確認ください。 |
泉 質 |
含鉄(U)−アルミニウム−硫酸塩冷鉱泉 (pH2.5、源泉温度2℃) |
適応症 |
不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間(日帰り) |
10時〜21時 (土曜日は15時) |
定休日 |
無休(臨時休業がありうるので事前確認した方が良い) |
入浴料金 |
大人 700円 |
入浴施設 |
内湯男女各1 |
浴室備品 |
シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー有り |
観光スポット |
諏訪湖、霧が峰高原、白樺湖、蓼科高原、美ヶ原、諏訪大社 |
お土産・食事 |
館内で不可、下諏訪温泉・上諏訪温泉街で可 |
近くの温泉 |
上諏訪温泉、下諏訪温泉、蓼科温泉、蓼科高原温泉郷、奥蓼科温泉郷、唐沢温泉 |
下諏訪町HP
下諏訪市観光協会HP
神乃湯HP
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http://www.town.shimosuwa.nagano.jp/
http://shimosuwa.com/index.htm
http://www.kaminoyu.com/ |
雑記帳 |
前回来たときは臨時休業で入浴できなかった神乃湯。
その代わりに入浴した沢乃湯は、信州にっては今時珍しい湯治場の雰囲気を残した宿で、すごく得をした気分になったものだ。 |
その名もずばり「どくさわ」、全国に「毒」の名が付く悪字温泉が他にあるだろうか?
この温泉名と珍しくアルミニウムを含む明礬泉に惹かれ、以前に3軒ある旅館の内沢乃湯で入浴したが、今回は日本秘湯を守る会の宿でもある神乃湯に立ち寄った。
下諏訪町は昔から諏訪大社の門前町として、また、中仙道と甲州道の合流する温泉宿場町として栄えてきた。
近代になって、製糸業が栄え、戦後は「東洋のスイス」と呼ばれて、時計・カメラ・オルゴールなどを中心とする精密工業の町として繁栄した時代もあった。
諏訪大社は、諏訪湖を挟んで南側に上社、北側に下社がある。上社は本宮と前宮、下社は秋宮と春宮に分かれている。
征夷大将軍坂上田村麻呂が801年、東征の途中でここに祈願して、平安時代には信濃国一之宮となり、鎌倉時代には「日本国第一大軍神」として崇拝された。
諏訪大社と言えば、日本三大奇祭の一つであり、7年毎に行われる豪壮な御柱祭(おんばしらさい)がよく知られている。.
大木を氏子総勢で引き出し、4つの宮の社の四隅に各1本ずつ計16本建てるという一連の祭りは、諏訪人の血を熱くする。特に、4月に行われ急坂を下る「木落し」が最大の見せ場だ。
下諏訪町には下社があり、秋宮の前には、下諏訪温泉の多くの旅館が建ち並んでいる。
武田信玄が金発掘の際、怪我人の治療に利用したと伝えられる毒沢温泉、読み方はずばり「どくさわ」、こんな悪字の温泉名は他にあるだろうか。
ここは湯治場の雰囲気を残す小さな旅館(神乃湯・宮乃湯・沢乃湯)が3軒あるのみの小さな温泉地である。
下諏訪温泉街の外れにある諏訪大社下社秋宮の前の国道142号線(旧中山道)を北に数キロ走り、枝分かれした坂道を進むと宮乃湯・沢乃湯、そして最後に鬱蒼とした森に入る隘路の奥に神乃湯が現れてくる。
恐ろしげな名前から、火山帯の禿山の谷間に位置するようなイメージが起こるが、途中までは住宅地を走る標高800mの山間にある。
泉質は珍しく硫酸アルミニウムを含有する含鉄(U)ーアルミニュムー硫酸塩冷鉱泉でいわゆる明礬泉、戦前には国立衛生試験所から売薬として認可されていたようだ。
施設名 : 神乃湯 (入浴日:2009.4.18)
諏訪大社下社秋宮の御柱
旅館が3軒だけの毒沢鉱泉。写真の沢乃湯は3年前に立ち寄った。
人家と田畑が混在する宮乃湯、沢乃湯を通過すると間もなく、鬱蒼とした森の中のすれ違いが出来ない隘路の坂道を数百メール上がった先に、黒い建物が見えてくる。
坂道を利用した駐車場らしきスペースに車を停めて、お馴染みの日本秘湯を守る会の提灯がぶら下がる玄関から中に入る。
館内の第一印象は、黒川温泉スタイルの黒とこげ茶を基調とした和風モダンな雰囲気だ。
宿のHPによれば、部屋数は僅か10室(内T付3)、宿泊料金は2名1室9、450円〜14,490円(2009年11月現在 税込み・・土曜・休日前日は1、000円増し)に設定されている。
立ち寄り湯も受け付けており、時間帯は10時〜21時(土曜は15時)まで、料金は700円となっている。
尚4代目の館主は、珍しくも薬剤師と針灸師資格を取得している変り種だ。
修験道行者である先祖の血を受けた館主は、温泉そのものと神仏信仰のご利益をHPで紹介している。
風呂は6人程度が入れる大きさ。2℃の冷鉱泉を加温している。鉄分を多く含むため茶色に変色する。風呂・床が温泉成分で変色、いい雰囲気を出している。
泉質は全国的に見て珍しい明礬泉(含鉄ーアルミニウムー硫酸塩温泉)でpH2.5の強酸性。肌を擦るとキュキュ感。
立ち寄り湯の場合、最大6名で入場制限をする。
源泉浴槽は透明。飲泉許可を得ており、口に含むと酸味の強いレモン味だ。
黒と褐色を基調にした館内。
データ (データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)