松本市は、国宝松本城を中心とする旧城下町で、長野県の中央やや西の所にあり、県庁所在地の長野市から南西へ75km、東京から西北へ約240kmに位置している。
2005年の合併後の市域は、西の飛騨山脈(北アルプス、3000m級)から、東の筑摩山地(美ヶ原など2000m級)までと広大となった。
この合併により、松本市は日本を代表する山岳観光地(上高地・乗鞍高原)と白骨・乗鞍高原・坂巻・さわんど・中の湯などの温泉地を一挙に手に入れることになった。
キャッチフレーズは「文化香るアルプスの城下町」、「三ガク都(楽都、岳都、学都の三つのガク都」などがある。
松本市の西方に位置する安曇(あずみの)は岐阜県に接し、槍ヶ岳・穂高岳・乗鞍岳などの山岳地帯から標高660m〜1、500mの乗鞍高原に及んでいる。
住 所 | 長野県松本市安曇白骨温泉4196 |
電 話 | 0263−93−2226 |
交通機関 | ・(東京から)長野自動車道松本ICから国道158号線等で約40km (大阪から)東海北陸道飛騨清美ICから(高山経由)国道158号線等で約90km 白骨温泉へは、国道158号線から分岐する2本のルートがある。 松本方面からだと、前川渡から県道84号線(乗鞍岳線)で乗鞍高原に出て、そこから乗鞍スーパー林道で白骨温泉へ。 高山方面からだと湯川渡から県道300号線(白骨温泉線)で白骨温泉へ・・・このルートは狭隘で、冬季に通行止めとなっていたため、現在拡幅工事が行われている。開通は平成24年11月末日を予定している。 ・松電新島々駅から松電バス白骨温泉行きバスで55分、終点下車 |
宿 泊 | 18室(T14 BT無4)) 2人1室で15,900円〜30,600円(2010年9月現在・・人数・部屋・時期などにより変化するので・最新・詳細情報は下記宿のHP参照) |
泉 質 | 含硫黄ーカルシウム・マグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩温泉 |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
施設(日帰り) | 外来不可 |
外来入浴時間 | 外来不可 |
入浴料金(日帰り) | ー |
風 呂 | (宿泊者のみ)男女別内湯各1 貸切露天風呂(露天風呂3・内湯1・・・無料) |
観光スポット | 温泉街周辺(天然記念物の噴湯丘跡、中里介山文学碑) 上高地、乗鞍高原、乗鞍岳、安曇野、奥飛騨、高山、松本、木曽路 |
近くの温泉 | 乗鞍高原温泉、さわんど温泉、坂巻温泉、中の湯温泉、上高地温泉、奥飛騨温泉郷(平湯・福地・新平湯・焼岳・栃尾・新穂高)・ |
松本市HP 観光協会HP 安曇地区HP 白骨温泉HP 笹屋HP |
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/ http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/ http://www.city.matsumoto.nagano.jp/azumi/ http://www.shirahone.org/ http://www.sansuikan-yu.com/ |
白骨温泉は明治時代の大日本地名辞典では「白骨温泉または白船の湯ともいう」と書いてあるそうだ。
「白船」の由来は、温泉成分が付着し、風呂が白くなる状態から来ている。
大正2年、中里介山の長編小説「大菩薩峠」(白骨の巻)」で、白骨温泉を「五彩けんらんたる絶景」と描いたことで、世に知られ、以来、白骨温泉が通称になった。
白骨温泉は乗鞍岳の北東、標高1400m〜1500mの山腹に13軒の宿(日帰り施設3軒)が点在している。
旅館数が多いので、世間的には名湯とは呼ばれても秘湯と呼ばれることが少ないが、周囲の地形・自然やアクセスの不便さからすれば、まさに秘湯と言っていいだろう。
乳白色の温泉で人気が高かった白骨温泉だが、2004年7月、週間ポストが、白骨で温泉に着色がなされている、と最初に取り上げ、翌日からは新聞・テレビがこの事件を大々的に報道し始めた。その後、各地で温泉偽装問題が発覚し、全国の温泉に対する信頼が大きく揺らいだ。しかし、白骨温泉が信州というより、日本を代表する名湯の一つであるという私の認識に変わりは無い。
施設名 : 山水観 湯川荘 (宿泊日:2009.10.23 3人1室1人14,000円)