施設名 : 双色(ふたいろ)の源泉 山水館信濃 (宿泊日:2010.9.12)
風呂は24時間入浴出来る内湯と露天風呂、それに貸切風呂が2か所ある。
貸切風呂は朝の6時に予約しておいたが、忘れられたのだろうか、フロントにスタッフがおらず鍵を借りられなくて入浴出来なかった。
源泉は中乗鞍の山腹から自噴する単純硫黄温泉(多くの宿で利用)と渓流わさび沢周辺から湧出するカルシウム・マグネシウムー炭酸水素塩冷鉱泉(加温)の2本を利用している。
前者は7〜8人が一度に入れる内湯に使われているが、pH3.2の強酸性で口に含むと猛烈な苦味がした。
後者は木造の露天風呂に使用されており透明で無味無臭、季節によって白・緑・茶色に変化するそうで、宿のHPでは両方とも掛け流しとしている。
露天風呂の方は、なぜか藻の様なものが繁殖してぬるぬるしていた。
これは一日でこうなる繁殖力のある藻なのか、それとも清掃が行き届かないためによるものかは定かでない。
緑っぽく白濁した単純硫黄泉の内湯。
焼物(岩魚塩焼、串に刺して)
椀物(信州蕎麦、天に刻み醤油漬け)
鉄板焼き(信州和牛のステーキ)
鍋物(かも鍋)
酢の物(ちぢみ蒟蒻・イタドリ・もって菊)
天麩羅(おかわかめ・ズッキーニ・ささげ)
お造り(信州名物・馬刺し)
小鉢(わらび胡麻和え)
食前酒(クサスグリ酒)
食 事
水菓子(信州リンゴのコンポート)
珍味(岩魚のたまご)
煮物(夕顔の煮物)
蓋物(蕎麦掻き 吉野葛仕立て)
住 所 | 長野県松本市安曇鈴蘭4298−6 |
電 話 | 0263−93−2301 |
交通機関 | ・(東京から)長野自動車道松本ICから国道158号線等で約40km ・(大阪から)東海北陸道飛騨清美ICから(高山経由)国道158号線等で約95km ・松電新島々駅から松電バス鈴蘭行きバスで55分、乗鞍観光センター前下車 |
施 設(日帰り) | 駐車場(40台) |
宿 泊 | 21室(BT又はT付) 9、000円〜18、000円程度まで |
泉 質 | 単純硫黄泉 (泉温46.4℃ pH3.12) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 | 宿泊者:24時間 日帰り:午前12時〜午後8時(現地で確認していません 電話で確認ください) |
定休日 | 不定休 |
入浴料金 | 大人520円 |
入浴施設 | 内湯・男女各1 内湯:男女各1 貸切2 |
浴室備品(日帰り) | シャンプー、ボディソープ、ロッカー、ドライヤー |
観光スポット | 上高地、乗鞍高原、乗鞍岳、安曇野、奥飛騨、高山、松本 |
お土産・食事 | 館内で昼食不可 |
近くの温泉 | 白骨温泉、さわんど温泉、奈川温泉、奥飛騨温泉郷(平湯・福地・新平湯・焼岳・栃尾・新穂高)、坂巻温泉、中の湯、上高地温泉 |
長野市HP 乗鞍高原関連HP 山水館信濃HP |
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/ http://nagano.cside.com/norikura/index.htm http://www.sansuikan-sinano.com/ |
意外に高級感がある浴室の廊下
雰囲気ある木造の洗い場
浴槽が緑色になっているのが分かる。
木造の露天風呂にはしっとりした透明なわさび沢源泉が注がれている。浴槽に緑色の藻の様なものが付着していた。
pH3程度の強酸性温泉だが、床も浴槽も柔らかみのある木造なので、気分的にしっとり感を覚えてしまう。
スキー客や登山客が多いせいだろうか、とにかく満腹させる量を出すらしい。
海の食材は一切無しで、本物の炭で焼く川魚や肉が美味しい。
その他の料理も凝ったものはないが、素朴で滋味豊かな料理が並ぶ。
それから洗練されているとは言えない山の中の旅館で、お品書きが添えられたのには驚いた。
御飯・味噌汁・漬物 |
風 呂
夕食・は炉のある食事処で。
オーソドックスな昔ながらの旅館の朝食。