住 所 | 長野県上高井郡高山村奥山田3598 |
電 話 | 026−242−2611 |
交通機関 | 上信越自動車道須坂長野東ICから約16km 長野電鉄長野線須坂駅から長電バス山田温泉行きで30分、終点下車 |
施 設(日帰り) | ロビー休憩 売店、駐車場 |
宿 泊 | 和室31 宿泊料金 平日2人1室1人11,000円〜16,000円前後 最新・詳細情報は、宿のHPを参照。 |
泉 質 | ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉 |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 | 11時〜15時 (仙人露天風呂は時間によって男女交代。日帰り入浴の場合は、12時〜13時30分が男性タイム) |
定休日 | 不定休 |
入浴料金 | 大人500円 |
入浴施設 | 内湯:男女別各1 仙人露天岩風呂:時間で男女交代 貸切風呂2ヶ所(宿泊者及び昼食付き日帰り入浴者専用) |
浴室備品 | シャンプー・ボデイソープ、ドライヤー・ロッカー(仙人露天岩風呂には無し) |
観光スポット | 松川渓谷(紅葉狩)、小布施、志賀高原、リンゴ狩り |
お土産・食事 | 温泉街で可 |
近くの温泉 | 蕨温泉、子安温泉、七味温泉、松川渓谷温泉、、五色温泉、奥山田温泉、須坂温泉、熊の湯温泉、ほたる温泉、その他志賀高原の温泉 |
高山村HP 観光協会HP 風景館HP |
http://www.vill.takayama.nagano.jp/ http://shinshu-takayama-onsenkyo.com/ http://www.fukeikan.co.jp/ |
紅葉で知られる松川渓谷沿い、標高700m〜1,500mの山麓に点在する信州高山温泉郷。その中心地が、旅館8軒、共同浴場2ヶ所(1ヶ所は地元・宿泊者専用)がある山田温泉。150段の階段を下だって入浴する仙人露天岩風呂で有名な風景館に立ち寄った。
高山村は、長野県の北東部にあって東西に長い。
村の三方を山に囲まれ、善光寺平に向う松川扇状地に位置し、背後には、信州を代表するリゾート地の一つ、志賀高原が広がっている。
県庁所在地の長野市からはおよそ20kmの距離にあり、上信越自動車道の須坂長野東ICと小布施スマートICから車で約20分だ。
村域の85%が森林で、その多くが上信越高原国立公園に指定されている。
高山村は「湯つづきの里」と称している。
これは、志賀高原の横手山を源とする松川の渓谷沿いと標高2076mの笠岳南斜面に8つの温泉が点在しているためだ
村を流れる松川上流の渓谷は紅葉の名所として広く知られ、シーズンには観光客の車で渋滞が起きるほどだ。
村の農業はリンゴ・ブドウなどの果樹を中心としているが、近年、耕作放棄地を再生し、本村の気候・土壌を生かした「そば」や「大豆」「ワインぶどう」の栽培も行われている。
大湯すぐ近くにある風景館は、創業200年の老舗の宿で、和室が31の中規模旅館だが、山田温泉では最も大きい。
館名の前に「渓谷美の」が付く通り、部屋側は松川の渓谷を見下ろす絶好のロケーションにある。
宿泊してないので詳細は不詳だが、じゃらんのクチコミ評価では、総合4.3、部屋と清潔感が3点台だが、風呂や食事が4点台と高い。
宿泊料金は、平日2人1室で1人11,000円〜16,000円程度と手頃だが、時期・曜日・人数・プランなどにより変動するので、詳細・最新情報は宿のHPを参照ください。
風景館の売り物は、渓谷に向かって150段の階段を下って行く「仙人露天岩風呂だ。
日帰り入浴を受け付けており、11時〜15時、大人500円だが、男性の場合、12時〜13時30分に入浴出来る。
風呂は、他に男女別内湯と宿泊者専用の貸切風呂が2ヶ所ある。
途中の階段から見ると、谷底の激流が近づいてくる。
最後の階段は、こんな危なっかしい姿になる。
渓谷側の風景館。この坂道を下って仙人露天岩風呂に向かう。
鉄筋3階建て、31室(和室)の中規模旅館だが、山田温泉では最大規模。
やや草臥れたロビー周辺。
谷底にあるので、見上げると渓谷の岸壁がそそりたつ。奥に脱衣所が見える。
浴槽の真下に、轟音を響かせながら、激流となって谷川が流れ落ちる。
階段左手に、足元が覚束ない狭い崖に造られた簡素な脱衣棚。
最後の階段を下りると、右手に危なっかしい浴槽が見える。
浴槽の底も檜で美しい。透明な温泉は2本の源泉の混合泉で、無色透明なナトリウム・カルシウムー塩化物泉がかけ流し。
内湯は総檜で2mx7mくらい、眼前に渓谷を臨む素晴らしい浴槽だ。
小さいながらもしっとりした雰囲気を漂わす温泉街風景。大湯を囲むようにして温泉街が形成されたのが分かる。
大湯館内。檜の浴槽はもちろん床も壁も窓枠もすべて木製、素晴らしい風呂だ。
施設名 : 渓谷美の風景館 (入浴日:2014.7.31)
こんな坂道・階段が続く。登りを考えると止めようかなという誘惑に駆られたが、強行した。
観光案内所でバナナ・小松菜・豆乳・蜂蜜のジュース、これで200円は安い!
大湯近くにある観光案内所で休憩・喫茶。そこのオバさんと楽しい会話。
観光案内所のデッキにある足湯。
大きな一枚岩の上にコンクリートを打ったので、岩の凹凸が浴槽の底にそのまま出ている。
志賀高原の横手山を源流とする松川。その上流、松川渓谷沿いに点在するわらび・子安・山田・松川渓谷・五色・七味、そして松川から離れた笠岳の南斜面・1500m〜1700の高原にある奥山田温泉を総称して「信州高山温泉郷」と言う。
信州高山温泉郷へは2つのルートがある。
一つは表通りとも言うべきもので、上信越自動車道須坂・小布施IC方面から県道66号線に乗って、松川沿いに山田・五色・七味温泉へと向かう。もう一つは国道292号線(志賀草津道路)沿いの熊の湯温泉近くから県道66号線に乗り、奥山田温泉へ出る逆行ルートである。
須坂方面から車を走らせ、、標高860m、松川にかかる真紅の高井橋が見えると、山田温泉の入口だ。
高山温泉郷の中心で200年の歴史があり、平成元年に建て直された入母屋造りの桃山風湯屋建築の堂々たる共同浴場、大湯を囲むようにして、8軒の旅館が営業している。
周辺には、その他に足湯がある観光案内所や、地元の方及び宿泊客専用の共同浴場・滝の湯もあって、小さいながらも、しっとりした温泉街の雰囲気を醸し出している。