住 所 |
山梨県中巨摩郡昭和町西条251 |
電 話 |
055−275−7132 |
交通機関 |
中央自動車道昭和Cから3km
JR身延線国母駅前から徒歩2分 |
施 設(日帰り) |
休憩所(無料)、食事処、駐車場(35台)
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宿泊 |
不可 |
泉 質 |
アルカリ性単純温泉 (泉温42.3℃ 498リットル/分 |
適応症 |
不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 |
10時〜24時 |
定休日 |
無休 |
入浴料金 |
大人 500円(3時間迄) |
入浴施設 |
内湯男女各1(露天風呂無)、サウナ |
浴室備品 |
シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー |
観光スポット |
笛吹川フルーツセンター、苺・桃・ブドウ狩り、桃開花鑑賞、西沢渓谷ハイキング、恵林寺、昇仙峡。富士五湖、清里 |
お土産・食事 |
食事は甲府周辺・20号線沿いに多数(「ほうとう」など)。
季節の桃・ブドウ・いちご・サクランボなどを周辺で。(国道20号線沿い等の直販所) |
近くの温泉 |
石和温泉・湯村温泉・川浦温泉・塩山温泉・笛吹川温泉・一宮温泉・岩下温泉・御坂温泉・芦安温泉・桃の木温泉・ほったらかし温泉・三富温泉・山口温泉・はやぶさ温泉・正徳寺温泉・韮崎旭温泉(その他日帰り施設多数) |
昭和町HP |
http://www.town.showa.yamanashi.jp/ |
雑記帳 |
今回、桃の木温泉に2回目の宿泊をし、3ヶ所の日帰り施設、山口温泉・はやぶさ温泉そしてここ国母駅前温泉に立ち寄った。3ヶ所すべてが温泉ドバドバかけ流し、あらためて甲府盆地の実力を認識した。 |
データ (データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください。)
施設名 : 国母(こくぼ)駅前温泉健康ハウス (入浴日:2008.7.12)
昭和町は山梨県中央部にある人口17,000人余りの小さな町だが、町域に大手メーカーなどが進出した国母・釜無の2つの工業団地を持つ。
そのため財政が豊かなのだろうか、平成の合併で山梨県の市町村が半減したにもかかわらず、どことも合併せずに中巨摩郡唯一の町として存続している。
JR東海・身延線の国母駅周辺は、リニアモーターカーによる中央新幹線の駅候補地として挙げられている。
特に観光資源を持たない昭和町だが、町域にはマニアに少しは知られた掛け流しの国母温泉(銭湯)、国母駅前温泉(健康ハウス)、フカサワ温泉等の日帰り温泉施設がある。
身延線国母駅から徒歩2分にある国母駅前温泉
甲府盆地の温泉と言えば、1961年、突然ブドウ畑から高温の温泉が湧き出し、その後、歓楽的大型温泉地に成長した石和温泉や古い歴史を誇る湯村温泉が知られている。
また、盆地を囲む丘陵・山岳地帯にも川浦温泉・芦安温泉・桃の木温泉といった湯量豊富で掛け流しの一軒宿も点在している。
さらに特筆すべきは、盆地内には湯量豊富、加水・加温無しの豪快なかけ流しの日帰り温泉施設が多いことである。
山口温泉・韮崎旭温泉・はやぶさ温泉・宮川温泉・フカサワ温泉・正徳寺温泉・国母温泉そして国母駅前温泉などである。
国母駅前温泉と「駅前」が付くのは、身延線国母駅から至近にあること、そして別にある温泉銭湯の「国母温泉」と区別するためだろう。
駅前の広い交差点に建つ建物は一見瀟洒だが、一歩館内に入ると地元に密着した銭湯のような雰囲気が横溢している。
少し前に入浴した方の記事によると、入浴料金が1000円とあったが、入浴した2008年7月現在では大幅に引き下げられて500年になっていた(7月15日からは550円になるらしい)。
タイル張りの浴室に入って先ず驚いたのは、3つの浴槽から溢れ出た温泉がメダカが泳げるくらいに床一面を流れていたことだった。
湯量が500ットル/分の豊富さが納得できる風景だ。
三つの浴槽の温度は少しづつ違うが、2つの浴槽は温めで私好みだ。
温度が異なるのは、注がれる温泉の量によって調整しているからだろうか。
泉質は、泉温が42.3℃、僅かに黄緑色のアルカリ性単純温泉だが、pHが9.95もあるのでかなりのヌルヌル感があった。
尚、露天風呂は無い。
3つの浴槽に張られた湯は透明な薄い緑色
ジャグジー付きの浴槽。溢れ出た温泉が床に流れ出てメダカが泳げるのでは、と思った。
一部タイルが剥がれた浴槽
ドバドバと豪快に注がれる温泉
こちらは静かに落とされている
大衆的な雰囲気の玄関先
休憩所兼食事処
浴室入口の暖簾
甲府盆地にはドバドバかけ流しの日帰り温泉施設が数多い。その内の一つ、国母駅前温泉健康ハウスに立ち寄った。