平湯温泉 穂高荘倶楽部 (岐阜県)

平湯温泉の中心街に立つグループ旅館・穂高荘山がの湯の東館が日帰り施設の穂高荘倶楽部。

北アルプスの懐奥に位置する奥飛騨温泉郷は、焼岳などの活火山を熱源とする平湯新平湯栃尾福地新穂高温泉の総称である。44,000リットル/分を超える日本有数の湯量を誇り、旅館・ホテル・民宿・ペンションは全部で120軒余りある日本屈指の温泉地である。

また民宿でも露天風呂を有するほどの日本一の露天風呂王国であり、各温泉には無料または寸志で入浴できる共同浴場や露天風呂も多い。


平湯温泉は標高1200m、奥飛騨温泉郷の入口にあり、旅館数は21軒、土産物屋や食事処も営業しており、奥飛騨温郷にあって、唯一、温泉街を形成している。日帰り施設も数多く有り、共同浴場の神の湯は、平湯温泉発祥の地だ

平湯温泉には、松本市・高山市・上高地・乗鞍岳方面への発着点であるバスターミナルがあり、レストランや温泉施設も営業している。

平湯温泉 穂高荘倶楽部は、高山市・奥飛騨温泉郷で4軒の旅館を傘下に持つ穂高荘ホテルズ・リゾートが経営する日帰り施設だ。
風呂は、隣接する穂高荘山がの湯のものを共有して利用する。浴室内に檜を多用した内湯も、大小の岩石を配した露天風呂も広くて雰囲気がある。

住 所 高山市奥飛騨温泉郷平湯138
電 話 0578-89-2306
交通機関 長野自動車道松本ICから国道158・471・県道475号線で約60km
東海北陸自動車道中部縦貫道高山ICから・県道475号線で約45km
JR松本駅(松本電鉄バス)→(60分)平湯バスターミナル下車
JR高山駅(濃飛バス)→(55分)平湯バスターミナル下車

新宿から直行バスで4時間30分
施 設(日帰り利用) 湯上り処、休憩室(リクライニングシート多数)、売店、食事処、仮眠室、駐車場
宿 泊 仮眠室で宿泊可能
1900円(入浴料750円+深夜料金650円+仮眠室500円年中一律)
 (16:30チェックイン、9:30チェックアウト)
泉 質 ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・塩化物温泉(pH6.7)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間(日帰り) 10:30~21:00(最終受付20:00)
定休日 木曜定休
入浴料金 大人 1200円
貸切露天風呂 1回60分 1000」円(税込) 受付時間 7:00~21:40
入浴施設 内湯男女別各1、露天風呂男女別各1、貸切露天風呂6(有料)
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 新穂高ロープウエー、上高地、乗鞍スカイライン、平湯大滝飛騨高山、飛騨古川、松本
お土産・食事 館内及び平湯温泉街で
近くの温泉 新穂高温泉、新平湯温泉、栃尾温泉福地温泉白骨温泉乗鞍高原温泉さわんど温泉坂巻温泉中の湯温泉、上高地温泉、焼岳温泉
飛騨高山観光公式サイト
奥飛騨温泉郷HP

平湯温泉HP
穂高荘ホテルズリゾートHP
穂高荘山がの湯HP
穂高荘倶楽部HP
http://www.hidatakayama.or.jp/
http://www.okuhida.or.jp/
http://hirayuonsen.or.jp/
http://hodakaso.co.jp/
http://okuhida-sanganoyu.jp/
http://hirayu-hotakasouclub.com/
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)

整然とした脱衣所は広くてかつ清潔感たっぷりだ。、

所在地 : 高山市奥飛騨温泉郷

ここのHPで記述されている「奥飛騨温泉郷の中でも最大級」はやや誇大にしても、大小の岩石を配した露天風呂もかなり大きく、20人程度が一度に入れる規模だ。
風呂の半分ほどは屋根で覆われているので、雨でも入浴出来る

飛騨地方の中央に位置していた高山市だが、2005年2月1日、奥飛騨温泉郷を持つ旧上宝村を含む近隣9町村と合併した。
これによって、東京都に匹敵する日本一広い面積を有する新しい高山市が誕生した。

高山市は中部地方を代表する観光都市だ。高山陣屋などの歴史的建造物、からくり人形など飛騨の匠の技による華麗な屋台が引き回される高山祭(山王祭・八幡祭)、さらに江戸時代から続く2ヶ所の朝市、飛騨の名物である飛騨牛朴葉焼/朴葉味噌・赤かぶから高山ラーメンに至るまで、郷土色豊かな高山市は多くの観光客を惹きつけてきた。

今回の合併により、北東部には槍ヶ岳・乗鞍岳・穂高連峰など3000m級の山々が連なる飛騨山脈(北アルプス)が市域に加わった。
さらに湯量豊かな5つの温泉地を有し、日本一の露天風呂数を誇る奥飛騨温泉郷を市域に組み入れ、一大観光都市となった

飛騨特産の赤かぶは、いたるところで販売してる。

新穂高ロープウエイ展望台からは穂高連峰が眼前に拡がる。

奥飛騨温泉郷のシンボル・新穂高の湯(混浴)

周囲は板塀で遮られているので、入浴しながらの眺望は聞かないが、敷地が広いので、背後の山々の稜線は目に入り、開放感は十分だ。

内湯は2つに仕切らているが、30人が一度に入れる大きな湯槽だ。これも、湧出量が370ℓ/分と豊富なためだろう、露天風呂を含めてか掛け流しで落とされている。尚、70℃を超える高温のため、加水されている。

穂高荘倶楽部は、奥飛騨温泉郷に3軒の旅館(穂高荘山月・穂高荘山のホテル・穂高荘山がの湯)と1軒の日帰り温泉施設(穂高荘倶楽部)及び高山市内に1軒の旅館(穂高荘山の庵)を有する穂高荘ホテルズ・リゾートが経営する日帰り温泉施設だ(1900円で入浴・仮眠宿泊も可能)。

入浴料金は大人1,200円、入浴時間は10時30分~21時(最終受付は20時)までと長い。
料金が少し高いようにも感じられるが、タオル付、時間制限無し、また休憩室に多数あるリクライニングシートで寛げ、食事処もあって、ゆったり時間を過ごせるので不満が残ることは無いだろう。

風呂は、隣接する姉妹館の旅館・穂高荘山がの湯の温泉棟を共同利用する形になっており(従って当該記事は、穂高荘山がの湯の立ち寄り記事ともなる)、掛け流しの内湯と大きな露天風呂がある。
他に貸切露天風呂が6ヶ所あり、1時間1000円を追加払いする(2人で入浴の場合1人500円)。

施設名 : 穂高荘倶楽部 (ほたかそうくらぶ) (入浴日:2016年8月22日

飛騨三瀑の一つ、平湯大滝は落差64m、日本の滝100選にも選ばれてる名瀑である。温泉街のすぐ近くにあり、駐車場から徒歩10分ほどだ・

温泉名 : 奥飛騨温泉郷平湯温泉

高山市街の観光スポット、三町(一之町・二之町・三之町)。

天井や壁、浴槽には檜がふんだんに使われており、広い浴室にもかかわらずしっとりした風情がある。
泉質は、きゅきゅ感があるナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・塩化物温泉(pH6.7)だが、硫黄分を含むためだろう、時間経過とともに白濁していく。

吹き抜けの部屋にリクライニングシートが並ぶ豪華な休憩室。

湯上がりの際の待ち合わせ場所。

風呂が充実した平湯の森。もともとは日帰り施設だったが、低料金で宿泊も出来る。

平湯温泉発祥の地にある神の湯。自然に恵まれた野趣たっぷりの共同浴場だ。

奥飛騨温泉郷は日本一の露天風呂天国。新穂高温泉・水明館佳留萱山荘の露天風呂は日本最大級の大きさだ。