那須温泉郷 コテージ アルカディア(栃木県)

若かりし頃、通勤で乗車していた相模鉄道(神奈川県)が開発した那須の別荘地内にあるコテージ アルカディアに孫達と滞在した。いかにも高原リゾートに相応しいレストラン、自家源泉を利用した温泉も有り、その上、手頃な料金で宿泊出来るので若いファミリーに適した施設だ。

住 所 栃木県那須郡那須町大字高久丙乙3243−474
電 話 0287−77−1115
交通機関 東北新幹線 那須塩原駅から車で約30分
東北本線 黒磯駅から車で約25分(無料送迎バス有り)
東北自動車道 那須ICから車で約20分
アクセスマップはこちら参照
施 設 レストラン、温泉、駐車場
宿 泊 本館内に一般客室3 コテージ8(2人用、4人用、6人用)
料金 2人1室1人(2食)10,000円前後〜
詳細・最新情報はこちらから。
泉 質 単純温泉(2本の自家源泉の混合泉)
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
立ち寄り入浴時間 15時〜20時30分(受付は20時まで)
定休日 不定休
入浴料金 大人1000円(バスタオルとフェイスタオル各200円と100円))
入浴施設 男女別内湯 男女別露天風呂 (時間で男女交代)、サウナ
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤ
観光スポット 那須ロープウェイで山頂駅徒歩40分で茶臼岳山頂へ、
殺生石、那須温泉神社、沼原湿原、多数の美術館・博物館・テーマ館、那須ハイランドパーク、サファリパーク、那須ガーデンアウトレット
お土産・食事 那須高原・那須温泉一帯に多数の店あり。
近くの温泉 那須温泉郷(那須湯本大丸等)、板室温泉那須黒磯温泉塩原温泉郷、鬼怒川温泉、川治温泉馬頭温泉喜連川温泉
那須町HP
那須観光協会HP
旅館組合HP
コテージアルカディアHP
http://www.town.nasu.lg.jp/
http://www.nasukogen.org/
http://www.nasuonsen.com
http://www.sotetsufudosan.co.jp/resort/arcadia/
データ (変更されている可能性もあります。お出かけ前に当該施設のHPなどでご確認ください。)

食 事

浴 室

豪華なデザート

施設名 : コテージ アルカディア (宿泊日:2016.8.19)

所在地 : 那須郡那須町

じゅやらん クチコミ 総合4.2 (2016.12.6現在)

那須町には旅館・ホテルが50軒、これに加えて100軒のペンション、20軒の民宿、さらには公共施設、企業保養所、個人所有の別荘などが多数ある(那須町観光協会HP参照)。
ペンションがこれだけ多いのは、那須高原という土地柄に似合うからだろう。

旅館・ホテル・ペンションもこれだけ多いと、宿選びは、規模大小、和洋、料金等の面で選択肢がとても広い。
この地にあって、最初に宿泊したのが那須岳山麓にある大丸温泉だが、その後もタイプの異なる旅館・ホテルに宿泊してる。

ここしばらくは、毎年夏になると東京の長女夫婦・孫達と那須で過ごすことが多くなってきている。
きっかけは、私がチョイスしたプールがあるホテルエピナールに宿泊、ビュッフェスタイルの料理も素晴らしく、娘家族が気に入って、その後、ここを常宿にしたことによる。

今年は、初日にそのエピナール、2日目は、娘夫婦がチョイスしたここコテージ アルカディアになった。

那須連山の主峰であり、栃木県唯一の活火山である那須岳(茶臼岳1915m))の南麓にかけて、多数の火山性温泉が湧出しており、これらを総称して那須温泉郷と言う。

那須温泉郷の歴史は古く、発祥となった那須(湯本)温泉の鹿の湯は、奈良時代の天平10年(738)に著された正倉院文書『駿河国正税帳』に登場し、小野朝臣が従者を伴って、湯治のため那須温泉に向かうという記述があるそうだ。

学術資料があるだけに、すでにこの時代に奈良の都にまで那須温泉が知られたことが明らかで、いまこの地に住む管理者にとっては一際感慨深い。

明治以前に板室、三斗小屋、大丸、北、弁天、高雄と次々に温泉が発見され、これを那須七湯といい、その後温泉が増えて12湯とも呼ばれた時代もあったが、離れた地にある板室温泉や廃湯となった温泉を除いて、現在は那須八湯と呼ばれている。

即ち、那須温泉(鹿の湯)、三斗小屋温泉、大丸温泉北温泉、弁天温泉、高雄温泉、八幡温泉、新那須温泉である。

木材がふんだんに使われたフローリングのフロントとレストラン(オークテラス)は高原リゾートに相応しい雰囲気だ。

那須町は栃木県の最北端にあって福島県と接し、町域の一部は日光国立公園に指定されている。

都心から約180km、東京・仙台間のほぼ中央に位置し、北西には那須連山の主峰、今も煙を噴き出している那須岳(茶臼岳1915m)が聳えている。
その南斜面には、鬼怒川・塩原と並ぶ栃木県三大温泉の一つ、那須温泉郷が湯煙を上げている。

周辺の那須高原には、別荘地、美術館、テーマパーク、酪農品販売店や洒落たレストラン・食事処が多数点在し、さらに近年オープンしたアウトレットも加わり、年間観光客は約500万人に達している。

標高が1900mを超える那須岳から200mほどの東部地域まで、その標高差が1、700mもあるので、町域は起伏の多い複雑な地形をしている。
傾斜地を利用した酪農が盛んで、中央・東部地区は水田が広がっている。
また皇室の那須御用邸があることでも知られている。

洋食コースをレストランで。季節によってテラスのでのバーベキューも可能だ。

温泉は自社(相模鉄道)別荘敷地内から湧出する2本の源泉の混合泉で、H7.2の単純温泉を掛け流し。時間によって男女別が変るので、宿泊すれば造り・雰囲気が異なるすべての風呂で入浴出来る。上記の通り、日帰り入浴も受け付けている。

舌ビラ目のグラタンソース

ステーキ(宿泊料金からすると黒毛和牛ではないだろう)

野菜のゼリー寄せ

トマトスープ(冷製)

リビングベッドルーム。寝室はもう2室ある。

本館には、一般客室(3室)フロント、レストラン、浴室がある。

神奈川県東部を基盤とする鉄道企業、相模鉄道(相鉄)が、1968年から開発してきた別荘地に有する小規模の宿泊施設だ。
本館に一般客室が3室(和室1洋室2)あり、メインの離れのコテージは8棟ある(全てBT付)。
コテージは、2人、4人、6人タイプがあり、今回、利用したのは娘夫婦家族4人+我々2人なので6人用だ。

宿泊料金は、平日2人1室コテージ利用、2食付で1人10,000円前後から泊まれるが、シーズンやその他の要件で変動するので、最新・詳細情報は宿のHPを参照ください(低料金の食事無しの宿泊も可能)。

食事は、本格的な洋食フルコースやデッキでのバーベキューなどを付属のレストランで取れる

温泉は自社敷地内で湧出する源泉を引いて、掛け流しで落としている。
日帰り入浴も可能で、時間は15時〜20時30分(入館は20時まで)、料金は大人1000円 子供700円だ。

孫達は那須ハイランドパークへ、我々は美術館などを巡る。写真は、藤城清治美術館

部屋 4.2 風 呂 4.2
朝食 3.8 夕 食 4.2
接客・サービス 4.6 清潔感 4.2

在京の孫との温泉入浴は、日帰り入浴を含めて10ヶ所目くらいになり、隔世遺伝、温泉の「血」を順調に引き継いでる。

内湯と露天風呂は和洋の組み合わせになっていて、サウナもある。

那須温泉郷にあって、一番最初に宿泊した大丸温泉大丸温泉旅館。温泉の川を止めた露天風呂が魅力。

那須温泉郷にあって、温泉好きに知られた北温泉北温泉旅館

那須高原展望台。石柱には「恋人の聖地」と刻まれていた。

日本を代表する共同浴場/那須温泉・鹿の湯

温泉名 :那須温泉郷

那須のかってのシンボル・殺生石。殺生石は、玉藻の前に化けた九尾の狐が、人々に災いをもたらす毒石となった物語だ。

那須ステンドグラス美術館。

林間にこの様なコテージが8棟ある。

娘夫婦と孫達が常宿のホテル エピナール。リッチなバイキング料理と温水プールが魅力だ。