白浜町町役場

我々の部屋は前回と同じ1階の紫檀の間

崎の湯

これまでに2回の九州遠征で、50ヶ所以上の施設で宿泊・入浴を果たした。

その際、旅程・宿・温泉・観光地・食事等について数々のアドバイス・情報を頂き、その後、黒川温泉で初めてお会いした温泉サイト仲間のプースケさんとは、早いものでもうかれこれ5年のお付き合いだ。

このハンドルネーム(当時はプー助さん)からして、しばらくは男性と思ってネット上のお付き合いをしていたのが思い出される

今回、念願かなって関西ご来訪が実現し、家内・愛犬アルとともに関西空港で出迎え、3泊4日の旅行がスタートした。


我々は自宅へ。

日本三大秘境、アクセスの悪さ、「酷道」168号線、最後の数キロの隘路、周囲の自然、野趣たっぷりの風呂・・・日本を代表する秘湯の一つだろう。

黒川温泉・山河旅館にて

機内で柿の葉寿司を食べる。彼の分はちゃんと残した由。

プースケさんは、いつの間にかこんなにお土産を買い込んでいた!


3日目

早朝アルの散歩、プースケさんはその前に公衆浴場のもう一方の風呂で入浴済み。

折からの雨、笠を被って入浴のプースケさん。(自画撮り)

(当日)女性用露天風呂

プースケさん入浴中に、私は白浜町役場へ挨拶。役場にはパンダの「ふたごの赤ちゃん誕生」の横断幕が巡らされていた。

十津川温泉郷上湯温泉 神湯荘

朝食前にアルの散歩を兼ねて、白浜の景勝を車で周った。

2日目

西日本最大クラスの海鮮マーケット「とれとれ市場」の付属食事処「とれとれ亭(最近いただき亭から変更)」で昼食。リーズナブルな料金で新鮮な海の幸を味わえる。

地元の近畿大学水産研究所で養殖に成功して安定的に供給され始めた幻の魚「くえ」。
いまや白浜の名物料理になっている。鍋が一般的だが、淡いピンク色の薄造りも素晴らしく美味だった。

1日目

==かくて3泊4日の楽しい旅はあっという間に終わりました。==

関西空港でプースケさんをピックアップ、白浜温泉に向かう。

完成するとこうなる。

最寄駅から出るリムジンバスで関西空港へ

最終日

奈良ホテルは奈良公園の一角高畑町にあり、1909年(明治42年)10月に営業開始した老舗のホテルである。
大乗院跡地に建っており、興福寺、奈良公園などの観光地にも近い。本館の建築は桃山御殿檜造りの木造2階建て葺き、創業当時のものである。

かつては国営(鉄道省直営)で関西における迎賓館的役割をになっていた。皇族の奈良宿泊の際にはこのホテルが利用される。廊下には上村松園、前田青邨らの絵画が飾られている。




冬季だけ入浴出来る川湯温泉の仙人風呂を造り始めていた。

ほとんどの料理に温泉が使われているせいか、料理はどれもライトで胃にもたれない。右は上質な熊野牛の温泉しゃぶしゃぶ。肉はこうして撮影すると美味しく見える、と教えて下さった。なるほど!と納得。


来た道を30kmほど引き返して古湯にして名湯の湯の峰温泉へ。

人力ロープウエーの野猿

国道168号線から分かれた最後の5kmほどは、一部のコーナーを除いてすれ違いが出来ない隘路。

日本秘湯を守る会の宿「神湯荘」

梅干しの最高級品は紀州の南高梅。産地・南部の梅干館に立ち寄る。

関空で先ずは歓迎のご挨拶、いざ白浜へ。

七里田温泉 下ん湯

奴留湯温泉 共同浴場

湯川内温泉 かじか荘

教えていただいた珠玉の温泉(写真クリックすると記事へ)

 

床も天井も壁も木造、素晴らしい雰囲気の浴室と珍しい槙の風呂。2ヶ所あり男女交代。中央は入浴中のプースケさん(セルフ撮り)。

露天風呂

誰かさんの朝のバイキング

ホテル玄関で

旅行中、家内がソフトバンクの広告のお父さん(犬)が面白い、と話していたところ、後日、プースケさんが抽選で当たったという(話をする)お父さん貯金箱を送って下さった。

再び国道311号線に乗って西進、その後、阪和自動車道を利用して一路奈良へ。

湯の峰温泉から車で5分、旅行最後の温泉・自称西日本一の露天風呂(掛け流し)を持つ渡瀬温泉で入浴。

今宵の宿へ

ホテル グリーンヒル白浜

 牟婁(むろ)の湯 

先ずは白浜温泉のシンボルにして、日本一の磯の露天風呂・崎の湯へ写真は女風呂でプースケさん撮影。男性用と比べて眺望がやや劣るが、風呂が3つある。

● 一つ一つお断りはしてないが、プースケさん撮影の写真を大量に使わせていただいてます。

● 写真をクリックすると旅館・日帰り施設の記事へジャンプします。

奈良ホテルにチェックイン

両手を振るプースケさん

こちらも手を振って・・・

再建された講堂

奈良公園の鹿は天然記念物

初めての東大寺と大仏さん

奈良特産・三輪ソーメンのやや遅めの昼食(千寿亭)
同じく名物の柿の葉寿司が2個。

日本秘湯を守る会の提灯がぶら下がった玄関前で。

これぞ温泉旅館の朝食の基本形。

硫黄分を含む温泉粥は絶品。

いまだにすれ違いが難しい部分が残り、酷道と揶揄され崩落事故が続く国道168号線。
しかし和歌山県側のごく一部だが、高速道路と思ってしまうほどに整備された。
(現役時代、若い社員2人が乗った車がここで谷底に落ちて死亡した。)

プースケさんは崎の湯から2種類の源泉が楽しめる共同浴場「牟婁の湯」へ。私も町役場から戻って入浴。中央:女湯 右:男湯。 

夕食は部屋食

プースケさんが危ない岩の上に乗って撮影したつぼ湯の全貌。

つぼ湯入口で

(多分)この岩の上に乗って・・・

当初はホテル昴で昼食を取る予定だったが、ここで念のため買っておいたおにぎりで済ます。

本宮をいったん通過し、奈良県十津川村(日本三大秘境)にあって、日本初の全施設(26ヶ所)源泉掛け流し宣言を行った十津川温泉郷の中で、最もアクセスが悪く、秘湯度が高い上湯温泉に向かう。

鷹やチョウザメが飼育され、一方では水芭蕉が咲くとても不思議な雰囲気の施設。

高畑周辺散策



プースケさんは宿の2ヶ所の風呂(男女交代 内湯+露天風呂)に加えて「つぼ湯」と公衆浴場の「くすり湯」と「一般湯」を完全制覇。

湯の峰温泉のシンボル、日本で一番古い共同浴場「つぼ湯」

左側に源泉の「湯筒」

湯の峰温泉

本宮温泉郷の3ヶ所の温泉

世界遺産・熊野古道の中辺路を通過する。

円月島

白良浜

三段壁

千畳敷

夕食・朝食のレストラン

ツインルーム
ベランダからの眺望が素晴らしい

薬師寺

そば処 」で昼食

以前は男性用の日帰り露天風呂だったが、宿泊者専用に変更されていた。右は脱衣場。

家近くの和菓子処「千寿庵吉宗」で名物のワラビ餅を買ってお土産に。


プースケさん 南紀&奈良を行く

2008年10月20日~23日 走行距離 730km 

プースケさんのご希望で東大寺・大仏殿へ

東光寺と奥に公衆(共同)浴場


奈良時代建造の東塔・三重塔{国宝)

志賀直哉邸

入江泰吉記念奈良市写真美術館

新薬師寺 国宝の12神将が名高い。

プースケさんの朝食

夕食は自宅に近いショッピングセンターのバイキング・・・最後のデザート・・・の一部。

湯の峰温泉公衆浴場

くすり湯と一般湯を朝晩に分けて入浴

プースケさんの部屋

日本百名湯の宿、かってアンドレマルローが絶賛した「あづまや」

上の風景が目の前にある日本秘湯を守る会の宿「あづまや」にチェックイン

以前は宿泊者専用だった渓流の露天風呂が日帰り客に開放されていた。ぬるぬるした上質の温泉がすぐ近くで湧きだしている。

男性の風呂を見下ろす女性用。まるでトーチカ(コンクリートで固めた防御壕)の中にいるみたいな雰囲気。

温泉ガイドブックで「温泉マニアには見逃せない湯処だ」と紹介されるようになった。
温泉チャンピオン・郡司勇さんもびっくりのヌルヌルを越えたトロトロの重曹泉だ。

風呂が合成樹脂というのも悩ましい。

奥熊野温泉

話のタネに中辺路にある怪しげな奥熊野温泉・女神の湯に立ち寄る。

プースケさん熊野古道に足跡を残す。歩いた距離10m

白浜から国道311号線に乗って湯の峰温泉方面に向かう。

かけ流しの露天風呂からの景観は抜群、息をのむ美しさだ。

白浜温泉

バブルの象徴、世界中の建材を使用した日本一豪華な温泉ホテル「川久」を話のタネに観光。

夕食は会席・フレンチ・ステーキから選べる。ややパンチ不足だった。

白浜温泉で一番高い場所にあるので、ロビー・部屋・風呂からの眺望は抜群。

川湯温泉 仙人風呂

渡瀬(わたらせ)温泉 ホテルささゆり