信夫温泉 のんびり館 (福島県)

じも専(地元専用)と思った滝湯

唐破風の立派な共同浴場尼湯

市磐梯朝日国立公園内、土湯峠から平均標高1,350m、最高標高1,622mの吾妻連峰山麓を走り高湯温泉に至る29kmの磐梯吾妻スカイライン(日本の道100選)。

夕食に宿の売り物「取り回し鉢」の郷土料理が3品ほど供される。

ステンドグラスの内湯

野沢温泉のシンボル「麻釜」の目の前にあり、口コミ評価が非常に高い宿だ。

温泉教授松田忠徳氏の「日本百名湯」の温泉宿であり、「日本秘湯を守る会」発足時の会員わずか13軒の一つで、現在、同会の会長をしている二岐温泉大丸あすなろ荘。2年半ぶりの再訪は、宿泊することにした。

夕食のメインは福島牛のシャブシャブ。

檜の風呂に白濁した硫黄泉。

日本秘湯を守る会の宿。

駐車場の前方に滝、その奥に姥湯温泉 山形屋。

菓子類を中心にした風情ある店舗が並ぶ。


夕食は期待していたほどではなかったが、朝食は充実していた。

近くを通ったら必ず立ち寄る小布施で小観光と好物を買い込んだ。


白布温泉 東屋旅館 (山形県)

日本一長い信濃川を右手に見ながら野沢温泉へ。

部屋数6室の小さな宿だが、1日2〜3組で抑えている。口コミ評価がとても高い宿だ。

内湯と露天風呂計4ヶ所はすべて貸切だ。


特大の足湯、硫黄泉掛け流しのなんとも贅沢な足湯だ。

万座などに次ぐ日本でも有数の高所温泉だ。


道路沿いから見えた滝(不動滝?双竜の滝?)。

残雪の白布峠(1410m)

桧原湖は1888年の磐梯山の噴火で出来た湖。近くの五色沼は前回に観光してるのでパス。

本日の宿泊地、同じく米沢八湯の一つ、湯量豊富な白布(しらぶ)温泉に向かう。東屋にチェックインして、荷ほどきもせずに2軒の立ち寄り湯に向かう。
この日は前日宿泊した高湯温泉ひげの家での朝風呂を含めて、合計7ヶ所での入浴となり、温泉負けした皮膚の痒みがひどくなってきていた。

3ヶ所ある風呂はすべて掛け流しだが、この露天風呂が良い。

阿賀川(大川)が造形した奇岩が塔のように林立する天然記念物の「塔のへつり」

5泊6日の旅を終えて、350km先の奈良へ。

落差97m、日本三名瀑の華厳の滝

前々から入浴したかった大出館に立ち寄った。浴室のタイルが剥げ落ちてすさまじい様相だったが、2種類の源泉を味わえる風呂には感動する。おおらかで入浴中に掃除のおばさんが桶などを洗い始めた。

山腹が噴火ですっぽりえぐれている活火山の磐梯山(1816m)

白虎隊記念館を観光

渓谷を跨ぐ吊り橋を渡るアプローチが素晴らしい。

2011年3月3日UP

南東北・北関東&信州/野沢温泉5泊の旅

2009.5.11〜16 走行距離:東京起点で1450km

吾妻山系を挟んで南側が福島県側の高湯温泉、北側が山形県側の米沢八湯だ。八湯は、白布・新高湯・大平(おおだいら)・姥湯(うばゆ)、滑川(なめかわ)・五色・湯の沢・小野川温泉の八つの温泉である。

塩原温泉郷元湯温泉 大出館 (栃木県)

湯野上温泉 旅館新湯 (福島県)

● 大内宿 (福島県)

5泊目はフリーにしていたので地図と睨めっこしてどこに行くか考えたが、まだ泊まっていない長野県・野沢温泉が高速道路を含めて200kmほどで行けることを発見、評判の良い住吉屋に予約を入れた。、

滝の湯

大湯

河原湯

麻釜の湯

日光特産の湯葉の料理が2品、美味しかった。

日本百景の中禅寺湖は男体山の噴火で出来た湖。

高山植物の宝庫・戦場ヶ原

落差50m、幅25mの堂々たる湯滝。

当初は福島県と栃木県を3泊で周る予定だったが、せっかくだからと山形県まで足を伸ばし、地図上で見たら思いがけず近かった信州随一の名湯・野沢温泉も急遽追加して5泊の旅となった。

湯沢温泉 村のホテル 住吉屋 (長野県)

白布温泉 中屋別館不動閣 (山形県)


チェックアウト前、女将と親しく話をしていたとき、今日は野沢温泉住吉屋に泊まる、と話したら、女将がびっくりして「住吉屋さんとは昔からのお付き合いなんです、先日、先方さんにご不幸があって、お参りも出来てないんです」と話され、栃木の銘酒一升瓶を言付かった。
臨時宅急便、車にそれを積んで住吉屋到着後、大女将にそれを手渡した。

● 日光中禅寺から湯元へ

米沢八湯で最も秘湯度が高く、一番行きたかった姥湯に向かう。

山形県側、吾妻山系の一切経山北側を分け入って姥湯温泉へ。これまでの「怖いルートベスト3」に入るスリリングな道だった。ひたすら対向車が来ないことを祈って運転。

誘惑に負けて・・・。

6日目

すぐ先に「鱒飛の滝」

滝壺に落ちる水がアルの足下近くまで流れて来ている。

もちろん白濁した硫黄泉が掛け流し。

外観の色が異色で目印。

華厳の滝近くで日光特産の湯葉が入った蕎麦を食べた。

中学生の時登った日本百名山の男体山は2486m。

渓谷を見下ろす大きな露天風呂は掛け流しで、男女交代制だ。

渓谷に迫り出した棚田状の3段の露天風呂

品格がある広い内湯。

途中で渦巻いて流れ下る不思議な滝?急流?に遭遇。

朝食を取って、チェックアウトはいつも9時。

日光湯元温泉 ゆ宿 美や川 (栃木県)

好物の竹風堂の栗羊羹「お一人さま」

北斎館

通りかかったら必ず立ち寄る信州中野IC近くの農産物直販所「オランチェ」に。驚くような安さだ。

オーソドックスな朝食

愛犬の散歩を兼ねて朝風呂を「熊の手洗湯」というユニークな名前の共同浴場で朝風呂。

ここは温めの浴槽があるのが嬉しい。

共同浴場の大湯と並んで野沢温泉のシンボルである麻釜(おがま)。

日本秘湯を守る会の宿。木造3階建ての本館は登録有形文化財。

吹割(片品)渓谷の崖の上に宿が立ち並ぶ。

元旅館を日帰り施設に転換

日本の国道の峠の中で3番目の標高である金精峠(約2000m)を超えて群馬県に入る。画面右側に湯の湖、奥に男体山を望む。

国道121号線で一路南下、福島県から栃木県に入り、塩原温泉に立ち寄ってから、本日宿泊する日光湯元温泉に向かう。

温泉好きには堪えられない混浴の自噴泉甌穴風呂、底から温泉が湧き出てくる。

渓流の露天風呂。この風呂も甌穴のような形状だった。

南会津の観光スポット、大内宿と塔のへつりにほど近く、会津西街道(国道121号線)沿い、大川渓谷の崖の上に湯煙を上げる湯野上温泉の旅館新湯に立ち寄った。

前回と同じく会津若松市の郊外、国道118号線沿いの「蕎麦匠すずのき tel 0242−92−3850」で昼食

今日は、南会津を観光しながら、同じく日本秘湯を守る会の宿で、温泉好きに知られた二岐温泉 大丸あすなろ荘に向かう。

白布温泉から県道2号線(西吾妻スカイバレーと呼称され風光明媚)に乗って白布峠を越える。
その後桧原湖沿いに南下、
国道459号線を少し走ってから磐梯山ゴールドラインを更に南下、会津若松市に入った。

長さ20mはあるオリンピック風呂、これで掛け流しだから驚く。

安達屋の大きな露天風呂「大気の湯」で入浴した。
安達屋旅館の祖である伊達家家臣の菅野国安が慶長12年11月末に高湯温泉を開湯したそうだ。

1日目

小野川温泉の共同浴場
尼湯
滝湯 (山形県)

これまでに2回、磐梯吾妻スカイラインを走ったが何れも霧や雨。今回、初めて天候に恵まれたので、高湯温泉を通り過ぎて、爽快なドライブを楽しんだ。

●磐梯吾妻スカイライン(福島県)

高湯温泉 安達屋 (福島県)

宿泊する住吉屋にチェックイン、すぐに手ぬぐいとデジカメ・メモ帳の三種の神器を持って、共同浴場を周り始める。

4日目

3日目

巨岩をくり抜いた貸切風呂(白いのは湯の華)

茅葺の屋根が有名な西屋。昔はこれに並んでいた中屋・東屋も茅葺だったが、中屋の失火で東屋も延焼し、昔の姿は西屋のみとなった。。

滞在していた東京の長女のマンションを午前9時に出発、環七から外環自動車道・練馬IC経由で東北道に乗って福島県・高湯温泉方面へ向かう。。

米沢八湯の中で最も秘湯度が薄い小野川温泉の共同浴場2か所で入浴。

野沢温泉 熊の手洗湯 (長野県)

野沢温泉(長野県)に到着

● 塔のへつり (福島県)

芦ノ牧温泉 大川荘 (福島県)

野沢温泉から国道117号線で南下して観光スポット小布施へ。途中、眺望露天風呂で人気のある「馬曲温泉望郷の湯(長野県)」があるが、以前に入浴しているので通過した。



大内宿に続き、国道118号線で湯野上温泉を通り過ぎて奇勝・塔のへつりへ向かう。

朝食もボリュームがあって充実。

露天風呂

いかにも山間の宿らしく気取りがなくボリュームたっぷり、滋味豊かな夕食だった。

伝国の社では天地人博が開催されていた。主役はもちろん直江兼続。

上花輪のもやしラーメン。美味しかった。

上杉神社

ひたすら姥湯へ・・せっかく目の前を通った滑川温泉もパスして後で後悔した。

立ち寄りたかった微温湯(ぬるゆ)温泉旅館二階堂へ行く途中の道に「道路閉鎖」の看板を見て無念の撤退(後で判明したが狭い裏道を進んでいたようだ)、第二候補の信夫温泉へ。

充実した朝食、旅館には珍しくオレンジジュースがついて嬉しかった。

今日のルートは、そのまま国道120号線を進んで金精峠を超えて群馬県に入り、吹割の滝を観光後にすぐ近くの老神温泉に立ち寄る。
沼田ICで関越自動車道煮乗って六日町ICで下りて新潟県の松之山温泉に立ち寄って野沢温泉に向かう全長200km強の行程だ。


高い所から温泉が落される仕組みと内湯の形状、横の小さな浴槽の構造などが西屋の内湯と瓜二つだったので驚いた。

高湯温泉 ひげの家 (福島県)

松之山温泉 凌雲閣 (新潟県)

日光湯元温泉 小西ホテル (栃木県)

● 日光湯元温泉 (栃木県)

白布温泉 湯滝の宿西屋 (山形県)

 

 

姥湯温泉 山形屋 (山形県)

● 米沢市観光 (山形県)

高湯温泉の最初の宿泊は玉子湯、今回はひげの家。

老神(おいがみ)温泉 湯元華亭 (群馬県)

● 吹割の滝 群馬県)

二岐温泉 大丸あすなろ荘 (福島県)

● 小布施 (長野県)

老神温泉から国道120号線を10kmほど進んで、沼田ICから関越自動車道に乗って50km、塩沢石打ICで下りて地図を見たところ、新潟県の名湯・松之山温泉がほぼ野沢温泉へ行くためのルート上にあることを発見、立ち寄ることにした。
ここなら、当然
「凌雲閣」だ。

国道120号線沿いの国指定天然記念物で日本の滝100選の吹割の滝(ふきわりのたき)を観光する。

5日目

硫黄臭漂う源泉風景をこれだけ間近に見る温泉は少ない。温泉が染み出て周囲は沼のようになっている。

湯の湖の湖畔に湧く日光湯元温泉

白樺林

温泉街は形成されていない。

数多い旧宿場町だが、これだけ江戸時代の面影を残している所は珍しい。

会津西街道の宿場町・大内宿(国重要伝統的建造物群保存地区)には茅葺の屋根を持つ建物が数十軒並び、江戸の面影を今に残している。今回は2回目の観光だ。

国道118号線から見下ろせる芦ノ牧温泉、今回ようやく立ち寄れて、内湯・露天風呂とも掛け流しの大川荘に立ち寄った。

日本秘湯を守る会の宿。料金が抑えられて風呂良し、料理良し。コストパーフォマンスが抜群に良い宿だった。

メダカが泳げるくらいオーバーフローしてる内風呂。珍しくも家内がいまだにここの風呂を「川のよう」に流れていたと覚えている。

猛烈な勢いで溢れだす内湯に誰もが感動する。

2回目の米沢観光、前回と違って今回は折からのNHK大河ドラマ「天地人」で大変賑わっていた。

福島県側の吾妻山系

荒々しい谷間に温泉が自噴する。写真は有名な混浴露天風呂。

高湯温泉は磐梯吾妻スカイラインの入口(土湯峠からだと出口)、標高750mにある。
温泉は400年ほど前に発見されたが、当時は信夫高湯と呼ばれ、山形の蔵王温泉、白布温泉と並んで奥州三高湯の一つとして知られる湯治場だった。

2日目